OracleリソースをOracle SOA Cloud Serviceから使用する場合は、デフォルト・ポートを介してそのリソースにアクセスします。
Oracle Cloud Network内から使用可能なポート
リソース | プロトコル | リリース16.4.5以前のデフォルト・ポート | リリース17.1.3以降のデフォルト・ポート |
---|---|---|---|
Oracle WebLogic Server管理コンソール |
HTTP |
7001 |
9071 |
Oracle Fusion Middleware Control |
HTTP |
7001 |
9071 |
管理対象サーバー |
HTTP HTTPS |
8001 8002 |
9073 9074 |
データベース |
SQL Net |
1521 |
1521 |
Oracle Cloud Network外から使用可能なポート
リソース | プロトコル | デフォルト・ポート |
---|---|---|
Oracle WebLogic Server管理コンソール |
HTTPS |
7002 |
Oracle Fusion Middleware Control |
HTTPS |
7002 |
Oracle Traffic Director管理コンソール |
HTTPS |
8989 |
ロード・バランサが有効な場合のエンド・ユーザー・アプリケーション |
HTTP HTTPS |
80* 443 |
ロード・バランサが無効で管理対象サーバーが複数ある場合のエンド・ユーザー・アプリケーション |
HTTP HTTPS |
9073* 9074 |
ロード・バランサが無効で管理対象サーバーが1つしかない場合のエンド・ユーザー・アプリケーション |
HTTP HTTPS |
80* 443 |
サービス・インスタンスVM |
SSH |
22 |
Oracle Traffic Director VM |
SSH |
22 |
『Oracle Java Cloud Serviceの使用』の仮想マシンのデプロイメント・トポロジに関する項の図は、Oracle SOA Cloud ServiceのVMデプロイメント・トポロジでのポート割当てを示しています。
注意:
サービス・インスタンスがCreate New Oracle SOA Cloud Service Instanceウィザードで作成されている場合、HTTPポートは無効化されます。 このようなサービス・インスタンスに対しては、Oracle SOA Cloud Serviceのどのインタフェース(サービス・コンソールやREST APIなど)を使用しても、HTTPポートは有効にできません。* エンド・ユーザー・アプリケーションのデフォルト・ポートは、サービス・インスタンスの作成方法によって異なります。
サービス・インスタンスがCreate New Oracle SOA Cloud Service Instanceウィザードを使用して作成された場合、デフォルト・ポートは次のようになります。
ロード・バランサが有効な場合、デフォルトでHTTPポートは無効化され、HTTPSポートは443です。
ロード・バランサが存在せず、サービス・インスタンスに複数の管理対象サーバーが含まれている場合、HTTPポートは無効化され、HTTPSポートは8002/9074です。
ロード・バランサが存在せず、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに含まれる管理対象サーバーが1つのみの場合、サーバー・ポートはHTTPSでは443、HTTPでは無効化されます。
サービス・インスタンスがREST APIを使用して作成された場合、デフォルト・ポートは次のようになります。
ロード・バランサが存在する場合、アプリケーションのデフォルト・ポートはHTTPでは80、HTTPSでは443です。 これらのポートは再構成できます。
ロード・バランサが存在せず、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに複数の管理対象サーバーが含まれている場合、デフォルト・ポートはHTTPでは8001/9073、HTTPSでは8002/9074です。
ロード・バランサが存在せず、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに含まれる管理対象サーバーが1つのみの場合、管理対象サーバー・ポートはそれぞれ80および443に設定されます。 これらのポートは再構成できます。
Create New Oracle SOA Cloud Service Instanceウィザードを使用して作成された既存のサービス・インスタンス上で実行中のアプリケーションにアクセスする場合は、引き続きHTTPSポート8081を使用できます。 この場合、HTTPポート8080は無効化され、このポートを使用してアプリケーションにアクセスできなくなります。
REST APIを使用したサービス・インスタンス作成の詳細は、『Oracle Cloud Oracle SOA Cloud Service REST API』のサービス・インスタンスの作成に関する項を参照してください。
REST APIを使用してポートを再構成する方法の詳細は、『Oracle SOA Cloud Service REST API』のREST APIを使用してサービス・インスタンスの作成時におけるデフォルト・アクセス・ポートの更新に関する項を参照してください。
パブリックIPアドレスを使用したOracle SOA Cloud Service URLへのアクセス
パブリックIPアドレスを使用して外部からOracle SOA Cloud Service URLにアクセスできます。 HTTPプロトコルでポート80を使用し、HTTPSプロトコルでポート443を使用します。 これにより、アクセスがポート8001にリダイレクトされます。 たとえば、HTTPSを使用してB2Bコンソールにアクセスするには、次のようにします。
https://
public_IP_address:443/b2bconsole