Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのバックアップ中、サービス・インスタンスは引き続き実行され、サービス・インスタンスにデプロイされたアプリケーションはすべて使用可能なままです。
バックアップ中の構成の変更を防止するため、Oracle SOA Cloud ServiceはOracle WebLogic Serverドメインをロックします。 ドメインをロックした後、「バックアップの内容」に説明されているようにOracle SOA Cloud Serviceは各ノード上のファイルをバックアップします。
注意:
バックアップが進行中の間は、管理サーバーの起動を試行しないでください。
バックアップが進行中の間は、サービス・インスタンスで他の管理操作は開始できません。
バックアップが完了すると、Oracle SOA Cloud ServiceはOracle WebLogic Serverドメインをロック解除します。 また、バックアップがスケジュール済バックアップの場合、Oracle SOA Cloud Serviceでは次のように古いバックアップをクリーンアップします。
ローカル・ストレージから、リモート・ファイル・システムのみで保存するのに十分に古いバックアップをすべて削除します。
保存期間が過ぎて残っているバックアップのすべてのコピーを、保存されている場所から削除します。
領域不足が原因でスケジュール済バックアップが失敗した場合、古いバックアップは、引き続きクリーンアップされます。
注意:
Oracle SOA Cloud Serviceは、サービス・インスタンスのバックアップ時にトランザクション・レコードを自動的に削除しません。 したがって、サービス・インスタンスをバックアップからリストアした後でトランザクション・レコードを削除する必要があります。