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vNETの管理

仮想ネットワーク(vNET)は、サービス・ネットワークまたはテナント・ネットワークを対象にデプロイされます。vNETは、IPサブネットを表し、IPアドレスの範囲を定義します。 vNETを作成するために、vEthernetが必要です。

add vnet

このコマンドを使用すると、テナントの新しい仮想ネットワークを追加できます。

注意:

テナント・ユーザーは、IPoIBタイプのvEthernetに関係するvNETのみを追加できます。 ただし、EoIB vNETが必要となる場合、テナント・ユーザーが使用するために、Oracle Cloud管理者がテナント内で作成する必要があります。

構文

oracle-compute add vnet name vethernet [--cidr] [--ipranges] [--description] [--global_ip_num]

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
name vNETの一意の階層名。 たとえば、/mytenant/public/myvnetです

オブジェクト名には、英数字、ハイフン、およびピリオドのみを使用できます。 オブジェクト名は大文字と小文字が区別されます。

vethernet このvNETに関連付けられるvEthernet。 テナント・ユーザーに対しては、IPoIB vEthernetのみがサポートされます。
--cidr (オプション) vNETのサブネットClassless Inter-Domain Routing (CIDR)を指定します。 IPoIBネットワークに対するオプションです。

書式: ip_address/# 例えば、192.0.1.0/24

IPoIBネットワークにcidrが指定されていない場合は、global_ip_numパラメータを指定する必要があります。

--ipranges (オプション) vNETのIPアドレス範囲。 個々のIPアドレス、または-をセパレータとして使用して範囲を指定できるカンマ区切りリストです。 たとえば、192.0.1.10, 192.0.1.20-192.0.1.30などです

IP範囲が指定されていない場合は、CIDR全体(.1から.254まで)がIPアドレスに使用されます。

--description (オプション)このvNETと内部テナント・スキーマを関係付けるための説明
--global_ip_num (オプション)グローバルIPプールから使用されるIPアドレスの数を指定します。 EoIBネットワークに対しては有効ではありません。

Oracle Compute Cloud ServiceでグローバルIPプールが有効になっている場合に、このオプションを使用すると、一意性を保証するために、指定された数のIPアドレスをIPアドレスのグローバル・プールから割り当てることによって、vNETが作成されます。 このオプションは、cidrおよびiprangesオプションと相互に排他的です。

$ oracle-compute add vnet /mytenant/public/IPoIB /mytenant/public/IPoIB --cidr 192.0.2.1/21

delete vnet

このコマンドを使用すると、テナントの特定のvNETを削除できます。 インスタンスによって使用されている場合、またはvNETに関連付けられた既存のvNET予約がある場合、vNETを削除することはできません。

構文

oracle-compute delete vnet name

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
name vNETの一意の階層名。 たとえば、/mytenant/public/myvnetです

$ oracle-compute delete vnet /mytenant/public/IPoIB-service-manager-c2

update vnet

このコマンドを使用すると、特定のテナントのvNETの情報を更新できます。

注意:

テナント・ユーザーは、IPoIB vEthernetに関係するvNETのみを更新できます。

構文

oracle-compute update vnet name [--cidr] [--ipranges] [--gateway] [--description] [--global_ip_num]

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
name vNETの一意の階層名。 たとえば、/mytenant/public/myvnetです
--cidr (オプション) vNETのサブネットClassless Inter-Domain Routing (CIDR)を指定します。 IPoIBネットワークに対するオプションです。

書式: ip_address/# たとえば、192.0.1.0/24などです

--ipranges (オプション) vNETのIPアドレス範囲。 個々のIPアドレス、または-をセパレータとして使用して範囲を指定できるカンマ区切りリストです。 たとえば、192.0.1.10, 192.0.1.20-192.0.1.30などです

IP範囲が指定されていない場合は、CIDR全体(.1から.254まで)がIPアドレスに使用されます。

--description (オプション)このvNETと内部テナント・スキーマを関係付けるための説明
--global_ip_num (オプション)グローバルIPプールから使用されるIPアドレスの数を指定します。 EoIBネットワークに対しては有効ではありません。

グローバルIPプールがOracle Computeで有効な場合、このオプションを使用すると、指定された数のIPアドレスをグローバルIPアドレスから割り当ててvNETが作成され、一意性が保証されます。 このオプションは、cidrおよびiprangesオプションと相互に排他的です。

$ oracle-compute update vnet /mytenant/public/IPoIB --ipranges 192.0.10.1-192.0.10.10

vNETの詳細の取得

CLIを使用することによって、vNETの詳細を取得できます。

注意:

自分のテナントのすべてのvNETの詳細と、Oracle Cloud管理者によってアクセス権が付与されたvNETを表示できます。

discover vnet

このコマンドを使用すると、特定のコンテナまたはサブコンテナ内の構成済のvNETのリストを検出できます。

構文

oracle-compute discover vnet container

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
container vNETの階層名前空間。 たとえば、/mytenant/public/です

$ oracle-compute discover vnet /mytenant/public/

サンプル出力

$ oracle-compute discover vnet /mytenant/public/
entry
/mytenant/public/IPoIB-private-c2
/mytenant/public/eth-admin
$

get vnet

このコマンドを使用すると、特定のvNETの情報を取得できます。

構文

oracle-compute get vnet name

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
name vNETの一意の階層名。 例えば、/mytenant/public/IPoIB

$ oracle-compute get vnet /mytenant/public/IPoIB

$ oracle-compute get vnet /mytenant/public/IPoIB   -F name,vethernet,cidr
name                      vethernet               cidr          
/mytenant/public/IPoIB   /mytenant/public/IPoIB   10.128.38.0/23 
$

list vnet

このコマンドを使用すると、特定のコンテナ内のすべてのvNETの情報を取得できます。

構文

oracle-compute list vnet container

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ 説明
container vNETの階層名前空間。 例えば、/mytenant/public/myVNET

$ oracle-compute list vnet /cloud/public/

$ oracle-compute list vnet  /cloud/public/ -F name,vethernet,cidr,ipranges
name                                    vethernet                            cidr             ipranges
/cloud/public/EoIB-OMS               /cloud/public/EoIB-OMS               10.196.38.0/23   10.196.38.101-10.196.38.245
/cloud/public/EoIB-management        /cloud/public/EoIB-management        10.196.36.0/23   10.196.36.55, 10.196.36.56, 10.196.36.58
/cloud/public/IPoIB-instance-storage /cloud/public/IPoIB-instance-storage 10.196.0.0/16    10.196.0.2-172.38.255.254
/cloud/public/IPoIB-ldap-internal    /cloud/public/IPoIB-ldap-internal    192.168.120.0/24 192.168.120.1-192.168.120.254
/cloud/public/IPoIB-load-balancer    /cloud/public/IPoIB-load-balancer    192.168.127.0/24 192.168.127.1-192.168.127.254
/cloud/public/IPoIB-management       /cloud/public/IPoIB-management       192.168.90.0/24  192.168.90.43, 192.168.90.44, 192.168.90.45
/cloud/public/IPoIB-service-manager  /cloud/public/IPoIB-service-manager  192.168.126.0/24 192.168.126.1-192.168.126.254
/cloud/public/vnet-EoIB-vlan3072     /cloud/public/veth-EoIB-vlan3072     10.196.206.0/23  10.196.206.74-10.196.206.93