イメージ・リスト・エントリの管理

イメージ・リスト・エントリは、マシン・イメージをイメージ・リストに接続します。この項では、イメージ・リスト・エントリの管理に関連付けられる操作を示します。

トピック:

add imagelistentry

このコマンドを使用すると、イメージ・リスト・エントリにマシン・イメージ・リストを追加できます。

注意:

プライベート・マシンのイメージ・リスト・エントリのみをシステムに追加できます。システムにパブリック・イメージ・リスト・エントリを作成するには、Oracle Cloud Administratorに問い合せてください。

構文

oracle-compute add imagelistentry imagelist name machineimages version [--attributes]

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ	説明
imagelist name	イメージ・リスト・エントリの一意の階層名。たとえば、`/mytenant/public/myimagelistentry`ですオブジェクト名には、英数字、ハイフン、およびピリオドのみを使用できます。オブジェクト名は大文字と小文字が区別されます。
machineimages	このイメージ・リストに使用されるマシン・イメージのリスト
version	指定されたイメージ・リスト内のマシン・イメージのバージョン
--attributes	(オプション)起動時にこのマシン・イメージのインスタンスに渡すことができる、JSONオブジェクトとして指定され、ユーザー定義されたパラメータ属性の詳細は、『Oracle Compute Cloud Serviceの使用』のオーケストレーション・テンプレートに関する項を参照してください。

例

$ oracle-compute add imagelistentry /mytenant/public/my-imagelist-1 /mytenant/public/snapshot-1 1

サンプル出力

$ oracle-compute add imagelistentry /mytenant/public/my-imagelist-1 /mytenant/public/snapshot-1 1 -fjson 
{
 "list": [
  {
   "attributes": {}, 
   "imagelist": {
    "default": 1, 
    "description": null, 
    "entries": null, 
    "uri": "imagelist/mytenant/public/my-imagelist-1",
    "name": "/mytenant/public/my-imagelist-1"
   }, 
   "version": 1, 
   "machineimages": [
    "/mytenant/public/snapshot-1"
   ], 
   "uri": "http://api.oc.example.com/imagelist/mytenant/public/my-imagelist-1/entry/1"
  }
 ]
}

delete imagelistentry

このコマンドを使用すると、特定バージョンのイメージ・リスト・エントリを削除できます。

注意:

自分が作成したイメージ・リスト・エントリのみを削除できます。

構文

oracle-compute delete imagelistentry imagelist name version

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ	説明
imagelist name	イメージ・リスト・エントリの一意の階層名。たとえば、`/mytenant/public/myimagelistentry`です
version	指定されたイメージ・リスト内のマシン・イメージのバージョン

例

$ oracle-compute delete imagelistentry /oracle/public/oel6 2 -f json

イメージ・リスト・エントリの詳細の取得

CLIを使用することによって、イメージ・リスト・エントリの詳細を取得できます。

トピック:

get imagelistentry

このコマンドを使用すると、特定バージョンのイメージ・リスト・エントリの情報を取得できます。

構文

oracle-compute get imagelistentry imagelist_name version

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ	説明
imagelist_name	イメージ・リスト・エントリの一意の階層名。 For example, `/mytenant/public/my-imagelist-1`
version	このイメージ・リスト内のこのマシン・イメージのバージョン

例

$ oracle-compute get imagelistentry /oracle/public/linux6_16.1.2_64 1

サンプル出力

$ oracle-compute get imagelistentry /oracle/public/linux6_16.1.2_64 1 -F machineimages,version 
machineimages                     version  
/oracle/public/linux6_16.1.2_64   1

list imagelistentry

このコマンドを使用すると、特定のイメージ・リストのイメージ・リスト・エントリに関する情報をリストできます。コンテナを指定する必要があり、そのコンテナは特定のイメージ・リストである必要があります。

構文

oracle-compute list imagelistentry imagelist_name

パラメータおよびオプション

次のパラメータは、このコマンドに固有です。一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。

パラメータ	説明
imagelist_name	イメージ・リスト・エントリの一意の階層名。たとえば、`/mytenant/public/myimagelistentry`です

例

oracle-compute list imagelistentry /oracle/public/linux6_16.1.2_64

サンプル出力

$ oracle-compute list imagelistentry /oracle/public/linux6_16.1.2_64 -Fmachineimages,version,attributes

machineimages                    version    attributes
/oracle/public/linux6_16.1.2_64  1          {"connect2db": "true"}