プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Public Cloud Machine Oracle Compute Cloud Serviceの使用
リリース17.1.2
E62130-12
目次へ移動
目次

前
次
機械翻訳について

インスタンスについて

インスタンスは、ネットワーク、ストレージ、RAMおよびvCPU要件を定義する属性を持つコンピュート・リソースの論理表現です。

インスタンスが起動されると、仮想マシンがインスタンス属性に基づいて作成および構成されます。 単一インスタンスの存続期間中、インスタンスを停止して再起動すると、多数の仮想マシンが作成および廃棄されます。 インスタンスの起動時に割り当てられたストレージおよびネットワーク・リソースは、インスタンスが削除された場合のみ解放されます。 ストレージおよびネットワーク・リソースは、インスタンスが停止されても解放されません。 これにより、物理マシンの電源をオフまたはオンにするのと同様に、何度でもインスタンスを停止して再起動できます。 インスタンスが停止されるたびに対応する仮想マシンが破棄され、使用していたコンピュート・リソース(RAM、vCPU)も解放されます。 インスタンスが再起動されると新しい仮想マシンが作成されて、既存のストレージおよびネットワーク・リソースを使用するように構成され、新しいコンピュート・リソース(RAM、vCPU)が割り当てられます。

インスタンスのIDも停止または再起動の境界を越えて保持されます。 インスタンスの作成または起動は、オーケストレーションでのみ行うことができます。 単一オーケストレーションには1つ以上のインスタンスを含めることができ、そのインスタンス間の関係を定義して、物理ハードウェア上の相対位置を制御できます。 たとえば、リソースの共有に必要なインスタンスや、同じノードに配置する必要がある頻繁な通信に必要なインスタンスなどです。 ただし、アプリケーションが高可用性であることが必要な場合は、各インスタンスを異なるノードに配置する必要があります。 インスタンスが実行中になると、個別に停止および再起動できます。 所有するオーケストレーションのコンテキスト外でインスタンスが停止されると、オーケストレーションは、実行中であるはずのインスタンスがユーザーによって明示的に停止されたことを示す警告状態になります。 インスタンスが予期せず終了すると、オーケストレーションはエラー状態になります。

インスタンスを定義する場合は、次の属性を指定できます。