次の図に、インスタンス・ライフサイクルを示します。
Oracle Compute Cloud Serviceインスタンスは、次のいずれかの状態になります。
最終状態
running: インスタンスが正常に起動されています。
shut_down: 実行中のインスタンスが正常に停止されました。 メモリーおよびvCPUリソースが解放されます。 ストレージ、ネットワーク構成およびテナントの割当てが保持されます。 ストレージ・リソースはデタッチされますが、削除されません。
error: インスタンスが失敗しました。 たとえば、オーケストレーションを開始することによってインスタンスを作成する場合、インスタンスの作成に必要な一部のリソースが使用できないと、インスタンスのステータスはerrorになります。
遷移状態
starting: 新しいインスタンスを起動中、またはshut_down状態やerror状態のインスタンスを再起動中の場合。 関連付けられているイメージがフェッチされ、ネットワークおよびセキュリティが設定され、ハイパーバイザはインスタンスを起動するよう指示されます。
shutting_down: 実行中のインスタンスを停止中の場合。
stopping: 実行中ステータスまたはエラー・ステータスのインスタンスを停止中の場合。
paused: 実行中のインスタンスのスナップショットを作成中の場合。
unreachable: 計算サービスでは、インスタンスが実行されていたノードが停止した、または現在再起動中の場合、ネットワーク・エラーによりコントロール・プレーン・サービスのいずれかにアクセスできない場合、仮想マシンが実行されていたノードが停止した、または現在再起動中の場合、またはコントロール・プレーン・サービスのいずれかが実行中でない場合は、仮想マシンの状態を判断できません。 接続が自動的にリストアされると、インスタンスの状態は更新されます。 仮想マシンが実行中の場合、インスタンスの状態はrunning状態になります。 それ以外の場合、インスタンスの状態はerrorに設定されます。