oakcli import vmtemplate
コマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームで仮想マシン・テンプレートおよびアセンブリをインポートします。
外部テンプレート・リポジトリのアセンブリ・ファイルに格納されている仮想マシン・テンプレートおよびアセンブリがインポートされます。共有リポジトリの名前を使用し、テンプレートまたはアセンブリをインポートするノードを識別するには-node句を指定します。
仮想マシン・テンプレートおよびアセンブリは、ファイルのソースを特定するURLを使用して、リモート・リポジトリから直接インポートできます。リモート・コピー・コマンドの使用を選択してリモート・リポジトリからDom0
/OVS
ディレクトリにファイルをコピーし、ダウンロード済ファイルを特定するパスおよび名前を使用してファイルをインポートします。
注意:
ローカル・リポジトリにテンプレートまたはアセンブリをインポートするときは、-node
オプションを使用しないでください。ターゲット・ノードは、リポジトリの名前で暗黙的に決まります。
構文
oakcli import vmtemplate vmtemplatename -files image_files | -assembly assembly_file -repo repo_name [- node 0 | 1 ]
例3-13 外部リポジトリのアセンブリ・ファイルからの仮想マシン・テンプレートのインポート例
oakcli import vmteplate vmtemplatename -assembly assembly_file -repo repo_name
コマンドを使用して、外部テンプレート・リポジトリのアセンブリ・ファイルに仮想マシン・テンプレートをインポートします。
この例では、URL 'http://example.com/assemblies/OEL6/OVM_OL6U1_x86_PVHVM.ova'
にある外部テンプレート・リポジトリのアセンブリ・ファイルのテンプレートを、odarepo1
という名の新しいリポジトリにあるOL6U1
という名の新しいテンプレートにインポートします。
oakcli import vmtemplate OL6U1 -assembly 'http://example.com/assemblies/OEL6/OVM_OL6U1_x86_PVHVM.ova' -repo odarepo1
URLを囲む一重引用符に注意してください。
例3-14 Dom0からの仮想マシン・テンプレートのインポート例
このコマンド構文を使用して、仮想マシン・テンプレートをDom0上の/OVSファイル・システムからインポートします。
oakcli import vmtemplate vmtemplatename -files image_files -repo repo_name
この例では、Dom0
の/OVS
からOVM_OL5U7_X86_64_PVM_10GB.tgz
という名の仮想マシン・テンプレートをodarepo1
リポジトリにインポートします。テンプレートには、OL5U7
という名前が割り当てられます。
oakcli import vmtemplate OL5U7 -files /OVS/OVM_OL5U7_X86_64_PVM_10GB.tgz -repo odarepo1
例3-15 外部リポジトリURLを使用した仮想マシン・テンプレートのインポート例
oakcli import vmtemplate vmtemplatename -files image_files -repo repo_name
コマンドを使用して、外部テンプレート・リポジトリから仮想マシン・テンプレート・ファイルをインポートします。
この例では、URL 'http://example.com/assemblies/OEL6/OVM_OL6U1_x86_PVHVM.tgz'
にある外部テンプレート・リポジトリからOVM_OL5U7_X86_64_PVM_10GB.tgz
という名の仮想マシン・テンプレートをインポートします。URLを囲んでいる一重引用符に注意してください。テンプレートには名前OL5U7
が割り当てられ、odarpo1
リポジトリにインポートされます。
oakcli import vmtemplate OL5U7 -files 'http://example.com/assemblies/OEL6/OVM_OL6U1_x86_PVHVM.tgz'-repo odarepo1