CPUプールで利用できるリソースよりも多くのCPUリソースをサブスクライブしないように仮想マシンを構成します。
CPUリソースを1つのCPUプールに割り当てることはできますが、1つのCPUプールにしか属せません。複数の仮想マシンを、同じCPUプールに割り当てることができます。CPUプールは、プール内のアクティブな仮想マシンがプールに構成された数を超えるCPUを必要とする場合、オーバーサブスクライブになります。たとえば、CPUプールに4つのCPUがある場合、それぞれ4つのCPUを使用するように定義された2つの仮想マシンを起動できます。この場合、4つのCPUそれぞれが2つの仮想マシンをサポートしているため、CPUプールはオーバーサブスクライブされます。
これらの仮想マシンのいずれかを停止したとしても、2つのCPUが必要な別の仮想マシンを起動する場合、CPUプールはオーバーサブスクライブされたままになります。これは、CPUの2つが両方の仮想マシンをサポートしているためです。CPUプールをオーバーサブスクライブした場合、そのプール内の仮想マシンのパフォーマンスを評価します。オーバーサブスクライブされたプールの共有によって許容できないレベルまでパフォーマンスが低下している場合は、1つ以上の仮想マシンを異なるCPUプールに再度割り当てます。