oakcli configure vm
コマンドを使用して、ご使用の仮想マシンの高可用性を構成します。
1年を通して重要な期間、1日のほとんどの時間および1週間のほとんどの曜日に中断されることのないコンピューティング・サービスを提供するために、可用性の高いシステムが設計されています。信頼性、リカバリ可能性、タイムリなエラー検出および継続的な操作は、高可用性ソリューションの主な特性です。高可用性の2つの重要な要素は、自動再起動とフェイルオーバーです。
ローカル・リポジトリを使用している場合を除き、仮想マシンの高可用性オプションを設定できます。高可用性オプションは、デフォルトで仮想マシンを起動する必要があるノードと、仮想マシンが他のノードにフェイルオーバーする必要があるかどうかを指定します。フェイルオーバーは、仮想マシンがすでに稼働しているノードに障害が発生した場合や仮想マシンが起動しようとしたときに優先ノードが使用不可能である場合に発生する可能性があります。
高可用性のための自動再起動の構成
仮想マシンは、ハードウェア障害またはソフトウェア障害の後に、またはデータベース・ホスト・コンピュータが再起動されたときに、自動的に再起動されます。oakcli configure vm
コマンドを使用して優先ノードで仮想マシンを起動するには、-prefnode
オプションを使用します。
高可用性のためのフェイルオーバーの構成
不測の失敗の後、手動で介入しなくても仮想マシンを他のノードで起動できるようフェイルオーバーを構成することで、高可用性が実現されます。コマンドoakcli configure vm
で-failover
オプションを使用して、あるノードから別のノードへのフェイルオーバーを構成します。