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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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oakcli manage diagcollect

oakcli manage diagcollectコマンドを使用して、トラブルシューティングやOracle Supportとの連携のために、Oracle Database Applianceに関する診断情報を収集します。

構文

oakcli manage diagcollect [--all | --crs [--crshome crs_home_dir] [--core] | --install | --chmos [--incidenttime time [--incidentduration time] |--adr adr_location [--afterdate date] [--aftertime time] [--beforetime time] ]
 [excl comp1,comp2,...] [--clean] [--storage][-h]

パラメータ


パラメータ 説明

--all

自動診断リポジトリ(ADR)およびクラスタ状態モニターを除くすべての診断情報を収集します。これがデフォルトのオプションです。

--crs

Oracle Clusterware診断情報を収集します。

--crshome crs_home_dir

Oracle Clusterwareホーム・ディレクトリの場所を指定します。

--core

コア・ファイルとOracle Clusterware診断データをパッケージ化します。

--install

スクリプトroot.shの実行前にインストールが失敗した場合、インストール・ログを収集します。

--adr adr_location

ADRの診断情報を収集します。adr_locationはADR情報の場所を指定します。

--afterdate date

指定された日付からアーカイブを収集します。日付をmm/dd/yyyy形式で指定します。

--aftertime time

指定された時刻後にアーカイブを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMMSS24形式で入力します。-adrパラメータとの併用のみでサポートされています。

--beforetime time

指定された時刻前にアーカイブを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMMSS24形式で入力します。-adrパラメータとの併用のみでサポートされています。

--chmos

クラスタ状態モニター・データを収集します。

--incidenttime time

指定された時刻からクラスタ状態モニター・データを収集します。時刻をYYYYMMDDHHMMSS24形式で入力します。

--incidenttimeパラメータを使用しない場合、過去24時間のデータが収集されます。

--incidentduration time

指定された時刻後の期間のクラスタ状態モニター・データを収集します。時刻をHH:MM形式で入力します。期間を指定しない場合、指定されたインシデント時刻後のすべてのクラスタ状態モニター・データが収集されます。

--excl [comp1,comp2...]

指定されたコンポーネントのログを除外します。有効なコンポーネントはacfsinvtsysocrcrshomeおよびbaseです。

--clean

このコマンドで集められた診断関連情報を削除します。

--storage

ストレージに関するすべての問題のログを収集します。ログは、ストレージに関する問題が発生し、ログの診断に対するサポートが必要な場合に使用できます。

--h

(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。