この項では、Oracle Database Appliance X5–2のCapacity-On-Demandライセンスについて説明します。
Oracle Database Appliance X5-2は2台のサーバーで構成されています。各サーバーに36個のCPUコアがあります。デフォルトでは、Oracle Database Applianceは、両方のサーバーのすべてのコアが有効な状態で出荷されます。
2台のサーバーのそれぞれで、36個のCPUコアが有効です
72個のCPUコアが有効です
デフォルトのCPUコア数(各サーバーで2個)を使用することも、「Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントでのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を変更することもできます。たとえば、各サーバーのCPUコア数を18個に変更すると、次のようになります。
2台のサーバーのそれぞれで、18個のCPUコアが有効です
合計36個の有効なCPUコアがあります
Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントでCPUコア数を設定する場合のルールと制限
CPUコア数を変更する前に次のルールと制限を確認してください。
各サーバーのCPUコア数は、2から36までの2の倍数に変更できます。
CPUコア数を変更した場合、その後はCPUコア数を増やすことのみ可能です。
たとえばCPUコア数を28に変更した場合、その後はCPUコア数は30、32、34または36にしか増やせません。CPUコア数を34に変更した後は、CPUコア数は36にしか増やせません。
各サーバーに必要なCPUコア数が36の場合、デフォルト構成を使用します。「Oracle Database Appliance X5-2ベア・メタル・デプロイメントのCPUコア数の設定」の手順に従ってCPUコア数を36に設定する必要はありません。
注意:
手順に従って誤ってCPUコア数を36に設定し、後でCPUコア数を増やせない状態であることにすぐに気付いた場合、Oracleサポートに連絡してください。