データサービス
次の表に、各データサービスの説明と使用されるポートを示します。
表 1 データサービス
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NFS
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NFSv3 および NFSv4 プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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111 および 2049
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iSCSI
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iSCSI プロトコル経由での LUN アクセス
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3260 および 3205
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SMB
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SMB プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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SMB-over-NetBIOS 139
SMB-over-TCP 445
NetBIOS データグラム 138
NetBIOS ネームサービス 137
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ウイルススキャン
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ファイルシステムのウイルススキャン
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FTP
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FTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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21
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HTTP
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HTTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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80
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HTTPS
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セキュアな受信接続用
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443
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NDMP
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NDMP ホストサービス
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10000
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リモートレプリケーション
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リモートレプリケーション
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216 および 217
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暗号化
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ファイルシステムと LUN の透過的な暗号化
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シャドウ移行
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シャドウデータ移行
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SFTP
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SFTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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218
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TFTP
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TFTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
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ストレージエリアネットワーク
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ストレージエリアネットワークのターゲットグループとイニシエータグループ
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最小限必要なポート
ネットワーク上のセキュリティーを提供するため、ファイアウォールを作成できます。ポート番号は、ファイアウォールの作成に使われ、ホストとサービスを指定して、ネットワーク上でトランザクションを一意に識別します。
次のリストに、ファイアウォールの作成に必要な最低限のポートを示します。
インバウンドポート
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icmp/0-65535 (PING)
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tcp/1920 (EM)
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tcp/215 (BUI)
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tcp/22 (SSH)
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udp/161 (SNMP)
HTTP ファイル共有が使用されている場合 (通常は使用されない) の追加のインバウンドポート:
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tcp/443 (SSL WEB)
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tcp/80 (WEB)
アウトバウンドポート
注 -
レプリケーションの場合、可能なかぎり GRE (Generic Routing Encapsulation) トンネルを使用します。これにより、トラフィックがバックエンドインタフェースで実行し、トラフィックを遅くする可能性のあるファイアウォールを回避できます。NFS コアで GRE トンネルを使用できない場合、フロントエンドインタフェース経由でレプリケーションを実行する必要があります。この場合、ポート 216 およびポート 217 も開いている必要があります。