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Oracle® ZFS Storage Appliance セキュリティーガイド、Release OS8.7.0

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更新: 2017 年 3 月
 
 

データサービス

次の表に、各データサービスの説明と使用されるポートを示します。

表 1  データサービス
サービス
説明
使用されるポート
NFS
NFSv3 および NFSv4 プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
111 および 2049
iSCSI
iSCSI プロトコル経由での LUN アクセス
3260 および 3205
SMB
SMB プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
SMB-over-NetBIOS 139
SMB-over-TCP 445
NetBIOS データグラム 138
NetBIOS ネームサービス 137
ウイルススキャン
ファイルシステムのウイルススキャン
FTP
FTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
21
HTTP
HTTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
80
HTTPS
セキュアな受信接続用
443
NDMP
NDMP ホストサービス
10000
リモートレプリケーション
リモートレプリケーション
216 および 217
暗号化
ファイルシステムと LUN の透過的な暗号化
シャドウ移行
シャドウデータ移行
SFTP
SFTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
218
TFTP
TFTP プロトコル経由でのファイルシステムアクセス
ストレージエリアネットワーク
ストレージエリアネットワークのターゲットグループとイニシエータグループ

最小限必要なポート

ネットワーク上のセキュリティーを提供するため、ファイアウォールを作成できます。ポート番号は、ファイアウォールの作成に使われ、ホストとサービスを指定して、ネットワーク上でトランザクションを一意に識別します。

次のリストに、ファイアウォールの作成に必要な最低限のポートを示します。

インバウンドポート

  • icmp/0-65535 (PING)

  • tcp/1920 (EM)

  • tcp/215 (BUI)

  • tcp/22 (SSH)

  • udp/161 (SNMP)

HTTP ファイル共有が使用されている場合 (通常は使用されない) の追加のインバウンドポート:

  • tcp/443 (SSL WEB)

  • tcp/80 (WEB)

アウトバウンドポート

  • tcp/80 (WEB)


注 -  レプリケーションの場合、可能なかぎり GRE (Generic Routing Encapsulation) トンネルを使用します。これにより、トラフィックがバックエンドインタフェースで実行し、トラフィックを遅くする可能性のあるファイアウォールを回避できます。NFS コアで GRE トンネルを使用できない場合、フロントエンドインタフェース経由でレプリケーションを実行する必要があります。この場合、ポート 216 およびポート 217 も開いている必要があります。