19 OFSの使用

OFSの実装には、ファイルシステムの作成、アクセスおよび管理が含まれます。

内容は次のとおりです。

19.1 OFS使用時の制限

OFSを使用する際には、次の制限事項があります。

  • ASMストレージでマウントされたDBFSは、正しくないマウント・サイズが示されます。

  • ローカル・ストレージでマウントされたOFSは、正しくないマウント・サイズが示されます。

19.2 OFS構成パラメータ

表19-1に、データベースでのNFSアクセスを有効にするすべてのパラメータを示します。

表19-1 OFS構成パラメータ

パラメータ名 説明

OFS_THREADS

このパラメータはOFS要求を処理するOFSワーカー・スレッドの数を設定するために使用します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 2から128の範囲の整数値

  • デフォルト値は4

19.3 OFSクライアント・インタフェース

OFSインタフェースには、OFSの操作をサポートするビューと手順が含まれています。

内容は次のとおりです。

19.3.1 DBMS_FSパッケージ

DBMS_FSパッケージを使用して、ユーザーはOracleデータベースのOracleファイル・システムで操作(作成、マウント、アンマウント、破棄)を実行できます。

関連項目:

Oracle OFSプロシージャの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

19.3.2 OFSのビュー

OFS操作をサポートするビューはV$OFSで始まります。

関連項目:

これらのビューの列およびデータ型の詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。