用語集

アクティブ・バージョン

「現行バージョン」を参照してください。

子作業領域

親作業領域から作成された作業領域。

「親作業領域」および「作業領域階層」も参照してください。

競合

子作業領域および親作業領域内の行に対する変更に起因するデータ値の差異。競合はマージ時に検出され、競合ビューで表示されます。

「(作業領域の)マージ」も参照してください。

コンテキスト

作業領域内のセッションで表示できるデータを決定する作業領域に関する情報。コンテキストは、GetSessionInfoプロシージャを使用して取得できます。

現行バージョン

現在、変更が行われているバージョン。

排他ロック

ロックされている行に別のユーザーが変更を加えることを回避するWorkspace Managerのロック・モード。

「ロック」も参照してください。

明示的セーブポイント

明示的に作成されたセーブポイント。セーブポイントは、後で作業領域内で行う部分的なロールバックに使用できます。

「セーブポイント」、「暗黙的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照してください。

アクセス制限(作業領域)

作業領域にあるバージョン対応行のデータに対する変更を不可にし、作業領域へのアクセスを制限します。

暗黙的セーブポイント

新規作業領域が作成されると、自動的に作成されるセーブポイント。

「セーブポイント」、「明示的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照してください。

LATEST

作業領域内の最新バージョンを示す論理セーブポイントの名前。

「セーブポイント」も参照してください。

LIVE

作業領域階層内の最上位の作業領域の名前。

「作業領域階層」も参照してください。

ロック

Workspace Managerで提供されているバージョン・ロックは、従来型のOracleデータベース・トランザクションで提供されているロックとは別個のものです。このロックの主な目的は、親作業領域と子作業領域の間における行の競合を排除することにある。ロックはセッション・レベルで使用可能で、セッションが存在する作業領域に依存しないセッション・プロパティです。ロックがセッションに対して使用可能になっている場合、セッションが関係するすべての作業領域の行がロックされます。

マージ(作業領域)

作業領域で行われた変更を親作業領域に適用します。

nonwriterサイト

Workspace Managerのレプリケーション環境におけるマルチマスター・グループ内のwriterサイト以外のマスター・サイト。nonwriterサイトは、書込み操作は実行できませんが、CreateSavepoint またはSELECT問合せなどすべての読込み操作をバージョン対応表に対して実行できます。

「writerサイト」も参照してください。

親作業領域

別の作業領域(子作業領域)が作成された元の作業領域。

「子作業領域」および「作業領域階層」も参照してください。

権限

Workspace Managerに対する一連の権限。標準的なOracleデータベース権限とは異なります。作業領域レベルの権限(xxx_WORKSPACEという形式の名前を持つ)では、ユーザーは指定された作業領域を操作できます。システムレベルの権限(xxx_ANY_WORKSPACEという形式の名前を持つ)では、ユーザーは任意の作業領域を操作できます。

削除可能なセーブポイント

CompressWorkspace、CompressWorkspaceTreeおよびDeleteSavepoint プロシージャによって削除できる作業領域。明示的セーブポイントの場合、または子作業領域と依存性がない暗黙的セーブポイントの場合、セーブポイントは削除可能です。

「セーブポイント」、「明示的セーブポイント」および「暗黙的セーブポイント」も参照してください。

ロールバック(作業領域)

作業領域内のすべての変更、またはセーブポイント(明示的セーブポイント)以降のすべての変更のいずれかを削除します。

セーブポイント

操作をロールバックできる作業領域内のポイント。セーブポイントは、セーブポイントの作成によって、セーブポイントが作成される前に、作業領域で実行された操作に対するダメージを回避できるという点でファイアウォールのような機能を持ちます。

「明示的セーブポイント」、「暗黙的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照してください。

セッション・コンテキスト

「コンテキスト」を参照してください。

共有ロック

行がロックされた作業領域内のユーザーのみがその行を変更できるWorkspace Managerのロック・モード。

「ロック」も参照してください。

アクセス制限の解除(作業領域)

アクセス制限操作の逆。

「(作業領域の)フリーズ」も参照してください。

有効期間

レコードが有効である期間、またはレコードが有効である期間を指定する機能。「有効日付」とも呼ばれます。

有効期間フィルタ

有効期間サポートがあるバージョン対応表に対する問合せに適用する期間。現在のセッションに対して有効期間フィルタが設定されている場合、指定された期間有効な行のみが戻されます。

バージョン対応表

表内のすべての行がデータに関する複数のバージョンをサポートできるデータベースの表。バージョニングのインフラストラクチャは、データベース・ユーザーには表示されません。表がバージョン対応になると、ユーザーにとって関心のあるレコードの正確なバージョンが自動的に表示されます。

作業領域

データベース内のデータに対して変更を加えるために1人以上のユーザーが共有できる仮想環境。作業領域の管理には、多数のユーザーが共有できる1つ以上の作業領域の管理が含まれます。

作業領域階層

データベース内の作業領域の階層。たとえば、1つの作業領域が1つ以上の作業領域の親である可能性があります。デフォルトでは、作業領域は、最上位、つまりLIVEデータベース作業領域から作成されます。

作業領域管理

同一レコード(行)の異なるバージョンを1つ以上の作業領域に保持するためのデータベースの機能。

writerサイト

Workspace Managerレプリケーション環境のマスター定義サイト。writerサイトのみ、バージョン対応表に対して、作業領域操作、DML操作およびDDL操作を実行できます。マルチマスター・グループ内の他のすべてのサイトは、nonwriterサイトです。

「nonwriterサイト」も参照してください。