Oracle XML Developer's Kitプログラマーズ・ガイドのこのリリースでの変更点
ここでは、『Oracle XML Developer's Kitプログラマーズ・ガイド』の変更点を示します。
トピック:
Oracle XML Developer’s Kit 12c リリース2 (12.2.0.1)での変更点
トピック:
新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
トピック:
- XSL 2.0のサポート
XDKは、W3C XSL 2.0標準を完全にサポートします。 - XQuery 3.0のサポート
XDKは、今後予定されているXQuery 3.0勧告を制限付きでサポートします。
Oracle XML Developer's Kit 12cリリース1 (12.1.0.1)での変更点
新機能
Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)に関して、『Oracle XML Developer's Kitプログラマーズ・ガイド』ではXDKの次の新機能について解説しています。
トピック:
- Oracle XQuery Processor for Java
XDKにはXQuery 1.0 Processor for Javaが含まれており、これにより、JavaアプリケーションはJava仮想マシン(JVM)で直接Extensible Markup Language (XML)を問合せ、変換および更新できます。 - Fast InfosetのXDK/Jサポート
XDKでは、XDK/JにFast Infosetを使用するモデルのサポートが追加されました。このサポートにより、開発者はJavaでXMLコンテンツを使用する際にFast Infoset技術を使用できます。Fast Infosetモデルは、JavaでXMLコンテンツを使用するための一般的な方法です。 - XDK/J DOMの改善
XDKに、World Wide Web Consortium (W3C) Document Object Model (DOM)レベル3コア・アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に対するサポートが追加されました。このサポートにより、開発者はDOMレベル3.0コア仕様の一部として定義されているAPIを含め、XML処理用の最新のW3C APIのメリットを最大限に活用できます。 - XDK JavaのXMLDiffサポート
XDKは、Oracle Database 11g リリース1 (11.1)で導入されたCおよびPL/SQLのXMLDiff機能と互換性のある、JavaベースのXMLDiffをサポートします。このサポートにより、中間層のPure Javaプログラムは、XMLDiff出力をCプログラムまたはOracle Databaseを使用するプログラムと交換して、XMLDiff操作を実行できます。
Oracle XQuery Processor for Java
XDKにはXQuery 1.0 Processor for Javaが含まれており、これにより、JavaアプリケーションはJava仮想マシン(JVM)で直接Extensible Markup Language (XML)を問合せ、変換および更新できます。
詳細は、「XQuery Processor for Javaの使用」を参照してください。
Fast InfosetのXDK/Jサポート
XDKでは、XDK/JにFast Infosetを使用するモデルのサポートが追加されました。このサポートにより、開発者はJavaでXMLコンテンツを使用する際にFast Infoset技術を使用できます。Fast Infosetモデルは、JavaでXMLコンテンツを使用するための一般的な方法です。
詳細は、「Fast InfosetのDOMサポート」を参照してください。
XDK/J DOMの改善
XDKに、World Wide Web Consortium (W3C) Document Object Model (DOM)レベル3コア・アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)に対するサポートが追加されました。このサポートにより、開発者はDOMレベル3.0コア仕様の一部として定義されているAPIを含め、XML処理用の最新のW3C APIのメリットを最大限に活用できます。
詳細は、「XDK Java DOMの改善」を参照してください。
XDK JavaのXMLDiffサポート
XDKは、Oracle Database 11g リリース1 (11.1)で導入されたCおよびPL/SQLのXMLDiff機能と互換性のある、JavaベースのXMLDiffをサポートします。このサポートにより、中間層のPure Javaプログラムは、XMLDiff出力をCプログラムまたはOracle Databaseを使用するプログラムと交換して、XMLDiff操作を実行できます。
詳細は、「Javaを使用したXML差分の検出」を参照してください。
非推奨になった機能
Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)では、次の機能が非推奨となり、将来のリリースでサポートが終了する可能性があります。
トピック:
- XML Developer's Kit JavaBeans
- XML Developer's Kit for Java API
Oracle Database 12c リリース1 (12.1.0.1)以降、非推奨のXDK JavaBeansに対応するXDK Java APIパッケージおよびクラスも非推奨です。
XML Developer's Kit JavaBeans
Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.1)では、次のXDK JavaBeansが非推奨になりました。
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DOMBuilder
-
XSLTransformer
-
DBAccess
-
XMLDBAccess
-
XMLDiff
-
XMLCompress
-
XSDValidator
代替機能については、「Oracle XML Developer's Kit JavaBeans (非推奨)」を参照してください。
XML Developer's Kit for Java API
Oracle Database 12c リリース1 (12.1.0.1)以降、非推奨のXDK JavaBeansに対応するXDK Java APIパッケージおよびクラスも非推奨です。
非推奨のパッケージおよびクラスは、次のとおりです。
-
oracle.xml.async
-
oracle.xml.dbaccess
-
oracle.xml.XMLDiff.BeanInfo
-
oracle.xml.xmlcompl
-
oracle.xml.xmldbaccess
-
oracle.xml.schemavalidator
代替機能については、Oracle Database XML Java APIリファレンスを参照してください。