113 DBMS_PART

DBMS_PARTパッケージは、パーティション化されたオブジェクトのメンテナンスおよび管理操作を行うためのインタフェースを提供します。

参照:

この章のトピックは、次のとおりです:

113.1 DBMS_PARTのセキュリティ・モデル

DBMS_PARTは実行者権限のパッケージで、ユーザーの権限で実行されます。

113.2 DBMS_PARTの使用上の注意

DBMS_PARTには、次の使用上の注意が適用されます。

  • DBMS_PARTでは、クリーンアップ・プロセス中に発生するすべてのエラーが無視されます。

  • PL/SQL procedure executed successfullyというメッセージの表示には、少なくとも1つのクリーンアップ処理に成功する必要があります。

113.3 DBMS_PARTサブプログラムの要約

この表は、DBMS_PARTパッケージのサブプログラムについて簡単に説明しています。

表113-1 DBMS_PARTパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

CLEANUP_GIDXプロシージャ

最適化された非同期索引のメンテナンスが発生し、存在しなくなったデータ・セグメントを指すエントリがクリーンアップされたグローバル索引のリストを収集します。

CLEANUP_ONLINE_OPプロシージャ

失敗したオンライン移動操作をクリーンアップします。

113.3.1 CLEANUP_GIDXプロシージャ

非同期グローバル索引のメンテナンスを伴う、パーティションのメンテナンス操作が発生した場合、グローバル索引に、存在しなくなったデータ・セグメントを指すエントリが含まれる可能性があります。このような失効した索引行が原因で、表または索引に対する操作中に(その操作が問合せ、DML、DDLまたは分析のいずれであっても)、正確性に関する問題や破損が発生することはありません。このプロシージャは、このようなグローバル索引を識別してクリーンアップすることによって、記憶域とパフォーマンスの効率を保証します。

構文

DBMS_PART.CLEANUP_GIDX (
   schema_name_in    IN   VARCHAR2 DEFAULT NULL,
   table_name_in     IN   VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表113-2 CLEANUP_GIDXファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

schema_name_in

NULL以外を指定すると、特定のスキーマに含まれる表の索引のみが処理されます。

table_name_in

NULL以外を指定すると、特定のスキーマに含まれる特定の表の索引のみが処理されます(table_name_inNULL以外の場合、schema_name_inにもNULL以外を指定する必要がある)。

113.3.2 CLEANUP_ONLINE_OPプロシージャ

ALTER TABLE ... MOVE PARTITION ... ONLINE処理の実行時には障害の可能性のある箇所が多くあります。このプロシージャでは、バックグラウンド処理(SMON)での実行を待つことなく、そのような失敗したオンライン移動操作を事前にクリーンアップします。

構文

DBMS_PART.CLEANUP_ONLINE_OP (
   schema_name       IN   VARCHAR2 DEFAULT NULL,
   table_name        IN   VARCHAR2 DEFAULT NULL, 
   partition_name    IN   VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表113-3 CLEANUP_ONLINE_OPファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

schema_name

スキーマの名前。

table_name

スキーマの名前。

partition_name

パーティションの名前

使用上の注意

  • schema_nametable_nameおよびpartition_nameが指定されている場合は、これにより、指定されたパーティションの失敗したオンライン移動操作がクリーンアップされます。

  • schema_nameおよびtable_nameが指定されている場合は、これにより、指定された表のすべてのパーティションにおける失敗したオンライン移動操作がすべてクリーンアップされます。

  • schema_nameのみが指定されている場合は、これにより、スキーマ内ですべての失敗したオンライン移動操作がクリーンアップされます。

  • 引数が指定されていない場合は、システム内で失敗したオンライン移動操作がすべてクリーンアップされます。

  • その他のケースではすべてORA-20000が発生し、引数として無効な入力はユーザーに通知されます。