188 DBMS_XDB_CONFIG

DBMS_XDB_CONFIGパッケージは、Oracle XML DBとそのリポジトリを構成するインタフェースを提供します。

この章のトピックは、次のとおりです:

188.1 DBMS_XDB_CONFIGの概要

PL/SQLパッケージDBMS_XDB_CONFIGは、DBAがシステムを構成するためのPL/SQL向けOracle XML DBリソースのアプリケーション・プログラム・インタフェース(API)です。このAPIは、PL/SQLを使用して、Oracle XML DBリポジトリ・リソースにアクセスして管理するためのファンクションとプロシージャを提供します。また、リソースのセキュリティおよびOracle XML DBの構成の管理方法も説明します。

Oracle XML DBリポジトリはXMLでモデル化されており、すべてのデータに対するデータベース・ファイル・システムを提供します。リポジトリは、XMLTypeのデータベース・オブジェクトにパス名(またはURL)をマップし、これらのオブジェクトの管理機能を提供します。

PL/SQLパッケージDBMS_XDB_CONFIGは、次のすべての管理に使用できるAPIです。

  • Oracle XML DBリソース

  • Oracle XML DBセキュリティは、アクセス制御リスト(ACL)に基づいています。ACLは、どのリソースへのアクセス権をどのプリンシパル(ユーザーまたはロール)が持つかを決定するアクセス制御エントリ(ACE)のリストです。

  • Oracle XML DBの構成

188.2 DBMS_XDB_CONFIGのセキュリティ・モデル

DBMS_XDB_CONFIGパッケージは、XDBが所有しているため、SYSまたはXDBで作成される必要があります。EXECUTE権限は、PUBLICに付与されます。このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。

188.3 DBMS_XDB_CONFIGの定数

DBMS_XDB_CONFIGパッケージは、パラメータ値の指定に使用するいくつかの列挙定数を定義します。

これらの定数を、次の表に示します。

表188-1 DBMS_XDB_CONFIGの定数

定数 タイプ 説明

XDB_ENDPOINT_HTTP

NUMBER

1

最初のHTTPポートのリスナーの定義

XDB_ENDPOINT_HTTP2

NUMBER

2

2番目のHTTPポートのリスナーの定義

XDB_ENDPOINT_RHTTP

NUMBER

3

リモートHTTPポートのリスナーの定義

XDB_ENDPOINT_RHTTPS

NUMBER

4

リモートHTTPSポートのリスナーの定義

XDB_PROTOCOL_TCP

NUMBER

1

HTTPプロトコルのリスナーの定義

XDB_PROTOCOL_TCPS

NUMBER

2

HTTPSプロトコルのリスナーの定義

188.4 DBMS_XDB_CONFIGサブプログラムの要約

DBMS_XDB_CONFIGパッケージは、Oracle XML DBとそのリポジトリを構成するサブプログラムを使用します。

これらのサブプログラムを次の表に示します。

表188-2 DBMS_XDB_CONFIGパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

ADDHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャ

有効期限に対するURLパターンのマッピングをXDB$CONFIGに追加します。これによって、パターンに一致するURLのExpireヘッダーを制御します。

ADDMIMEMAPPINGプロシージャ

XDB構成にMIMEマッピングを追加します。

ADDSCHEMALOCMAPPINGプロシージャ

XDB構成にスキーマ位置マッピングを追加します。

ADDSERVLETプロシージャ

XDB構成にサーブレットを追加します。

ADDSERVLETMAPPINGプロシージャ

XDB構成にサーブレット・マッピングを追加します。

ADDSERVLETSECROLEプロシージャ

XDB構成内の指定したサーブレットにセキュリティ・ロールREFを追加します。

ADDXMLEXTENSIONプロシージャ

次のXML拡張子を<xml-extensions>: <extension>extension</extension>下のXDB構成に追加します。

CFG_GETファンクション

セッションの構成情報をXMLTypeインスタンスとして取得します。

CFG_REFRESHプロシージャ

セッションの最新の構成情報をデータベースに反映します。

CFG_UPDATEプロシージャ

構成情報を更新し、変更をコミットします。

DELETEHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャ

有効期限に対するURLパターンのすべてのマッピングをXDB$CONFIGから削除します。

DELETEMIMEMAPPINGプロシージャ

指定した拡張子のMIMEマッピングをXDB構成から削除します。

DELETESCHEMALOCMAPPINGプロシージャ

指定したスキーマURLのスキーマ位置マッピングをXDB構成から削除します。

DELETESERVLETプロシージャ

サーブレットをXDB構成から削除します。

DELETESERVLETMAPPINGプロシージャ

指定したサーブレット名のサーブレット・マッピングをXDB構成から削除します。

DELETESERVLETSECROLEプロシージャ

XDB構成内のサーブレットから指定したロールを削除します。

DELETEXMLEXTENSIONプロシージャ

指定したXML拡張子をXDB構成から削除します。

ENABLEDIGESTAUTHENTICATIONプロシージャ

Digest認証を有効にします。

GETFTPPORTファンクション

現在のFTPポートの値を取得します。

GETHTTPPORTファンクション

現在のHTTPポートの値を取得します。

GETHTTPCONFIGREALMファンクション

レルム名を取得します。

GETHTTPSPORTファンクション

現在のHTTPSポートの値を取得します。

GETLISTENERENDPOINTプロシージャ

XML DB HTTPサーバーに対応するリスナーのエンド・ポイントのパラメータを取得します。

GETREMOTEHTTPPORTファンクション

リモートHTTPポートの値を取得します。

GETREMOTEHTTPSPORTファンクション

リモートHTTPSポートの値を取得します。

ISGLOBALPORTENABLEDファンクション

DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャ設定の値を戻します。

SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャ

Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)クライアントがグローバル・ポートを使用できるようにします。

SETFTPPORTプロシージャ

FTPポートを新しい値に設定します。

SETHTTPPORTプロシージャ

HTTPポートに新しい値を設定します。

SETHTTPCONFIGREALMプロシージャ

レルムに新しい値を設定します。

SETHTTPSPORTプロシージャ

HTTPSポートに新しい値を設定します。

SETLISTENERENDPOINTプロシージャ

XML DB HTTPサーバーに対応するリスナーのエンド・ポイントのパラメータを設定します。

SETLISTENERLOCALACCESSプロシージャ

XML DB HTTPサーバーのすべてのリスナーのエンド・ポイントを、ローカルホスト・インタフェースでのみリスニングするか(l_accessTRUEに設定されている場合)、ローカルホスト・インタフェースと非ローカルホスト・インタフェースの両方でリスニングするか(l_accessFALSEに設定されている場合)のどちらかに制限します。

SETREMOTEHTTPPORTプロシージャ

リモートHTTPポートを新しい値に設定します。

SETREMOTEHTTPSPORTプロシージャ

リモートHTTPSポートを新しい値に設定します。

USEDPORTプロシージャ

同じ統合データベース内の他のプラガブル・データベースで使用されるポート番号を取得します。

188.4.1 ADDHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、有効期限に対するURLパターンのマッピングをXDB$CONFIGに追加します。これによって、パターンに一致するURLのExpireヘッダーを制御します。

構文

DBMS_XDB_REPOS.ADDHTTPEXPIREMAPPING (
     pattern    IN    VARCHAR2,
     expire     IN    VARCHAR2);

パラメータ

表188-3 ADDHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

pattern

URLパターン(ワイルドカードとして*のみ使用可能)。

expire

Apacheのmod_expiresExpireDefaultに続く次のような有効期限ディレクティブ。

base [plus] (num type)*
-- base: now | modification
-- type: year|years|month|months|week|weeks|day|days|
minute|minutess|second|seconds

DBMS_XDB_REPOS.ADDHTTPEXPIREMAPPING ('/public/test1/*', 'now plus 4 weeks');
DBMS_XDB_REPOS.ADDHTTPEXPIREMAPPING (
             '/public/test2/*', 'modification plus 1 day 30 seconds');

188.4.2 ADDMIMEMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成に次のMIMEマッピングを追加します。

<mime-mapping>
<extension>extension</extension>
<mime-type>mimetype</mime-type>
</mime-mapping>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDMIMEMAPPING(
     extension    IN   VARCHAR2,
     mimetype     IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-4 ADDMIMEMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

extension

MIMEタイプが追加される拡張子。

mimetype

MIMEタイプ

188.4.3 ADDSCHEMALOCMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成に次のスキーマ位置マッピングを追加します。

<schemaLocation-mapping>
     <namespace>namespace</namespace>
     <element>element</element>
      <schemaURL>schemaURL</schemaURL>
</schemaLocation-mapping>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDSCHEMALOCMAPPING(
     namespace    IN   VARCHAR2,
     element      IN   VARCHAR2,
     schemaURL    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-5 ADDSCHEMALOCMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

namespace

ネームスペース

element

要素

schemaURL

スキーマURL

188.4.4 ADDSERVLETプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成にサーブレットを追加します。

次のサーブレットを追加します。

<servlet>
     <servlet-name>name</servlet-name>     <servlet-language>language</servlet-language>
     <display-name>dispname</display-name>
     <description>descript</description>
     <servlet-class>class</servlet-class>
     <servlet-schema>schema</servlet-schema>
</servlet>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDSERVLET(
    name        IN   VARCHAR2,
    language    IN   VARCHAR2,
    dispname    IN   VARCHAR2,
    icon        IN   VARCHAR2 := NULL,
    descript    IN   VARCHAR2 := NULL,
    class       IN   VARCHAR2 := NULL,
    jspfile     IN   VARCHAR2 := NULL,
    plsql       IN   VARCHAR2 := NULL,
    schema      IN   VARCHAR2 := NULL);

パラメータ

表188-6 ADDSERVLETプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

name

サーブレット名

language

C、Java、PL/SQLのいずれかを指定する必要があります。

dispname

表示名

icon

アイコン

descript

説明

class

このサーブレットに対応するclass / jspfile / plsqlファンクション。これら3つの引数のうち最初のNULL以外の引数が選択され、その他の引数はNULLとして処理されます。

jspfile

このパラメータはサポートされていません。このパラメータには常にNULL値を指定してください。値がNULLでない場合、エラーがスローされます。

plsql

このサーブレットに対応するclass / jspfile / plsqlファンクション。これら3つの引数のうち最初のNULL以外の引数が選択され、その他の引数はNULLとして処理されます。

schema

スキーマを使用して、xdbconfig.xmlservlet-schema xml要素名が指定されます。JavaクラスがロードされるOracleスキーマを示します。

値を指定しない場合、デフォルトのリゾルバ仕様を使用してスキーマが検索されます。

188.4.5 ADDSERVLETMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成にサーブレット・マッピングを追加します。

次のサーブレット・マッピングを追加します。

<servlet-mapping>
     <servlet-pattern>pattern</servlet-pattern>
     <servlet-name>name</servlet-name>
</servlet-mapping>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDSERVLETMAPPING(
     pattern   IN   VARCHAR2,     name      IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-7 ADDSERVLETMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

pattern

サーブレットのパターン

name

サーブレット名

188.4.6 ADDSERVLETSECROLEプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成内の指定したサーブレットにセキュリティ・ロールREFを追加します。

次に示すようなセキュリティ・ロールを追加します。

<security-role-ref>
     <role-name>rolename</role-name>
     <role-link>rolelink</role-link>
     <description>descript</description>
</security-role-ref>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDSERVLETSECROLE(
     servname    IN   VARCHAR2,     rolename    IN   VARCHAR2,     rolelink    IN   VARCHAR2,     descript    IN   VARCHAR2 := NULL);

パラメータ

表188-8 ADDSERVLETSECROLEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

servname

サーブレット名

rolename

ロール名

rolelink

ロール・リンク

descript

説明

188.4.7 ADDXMLEXTENSIONプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成の<xml-extensions>の下にXML拡張子を追加します。

XDB構成の<xml-extensions>の下に次のXML拡張子を追加します。

<extension>extension</extension>

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ADDXMLEXTENSION(
     extension    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-9 ADDXMLEXTENSIONプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

extension

追加するXML拡張子。

188.4.8 CFG_GETファンクション

このファンクションは、セッションの構成情報をXMLTypeインスタンスとして取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.CFG_GET 
 RETURN SYS.XMLType;

188.4.9 CFG_REFRESHプロシージャ

このプロシージャは、セッションの最新の構成情報を反映します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.CFG_REFRESH;

188.4.10 CFG_UPDATEプロシージャ

このプロシージャは、構成情報を更新して、変更をコミットします。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.CFG_UPDATE(
   xdbconfig   IN  SYS.XMLTYPE);

パラメータ

表188-10 CFG_UPDATEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

xdbconfig

新規の構成データ。

188.4.11 DELETEHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、有効期限に対するURLパターンのすべてのマッピングをXDB$CONFIGから削除します。

構文

DBMS_XDB_REPOS.DELETEHTTPEXPIREMAPPING(
     pattern  IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-11 DELETEHTTPEXPIREMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

pattern

URLパターン(ワイルドカードとして*のみ使用可能)。

188.4.12 DELETEMIMEMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、指定した拡張子のMIMEマッピングをXDB構成から削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETEMIMEMAPPING(
     extension    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-12 DELETEMIMEMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

extension

MIMEタイプを削除する拡張子。

188.4.13 DELETESCHEMALOCMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、指定したスキーマURLのスキーマ位置マッピングをXDB構成から削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETESCHEMALOCMAPPING(
     schemaURL    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-13 DELETESCHEMALOCMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

schemaURL

スキーマURL

188.4.14 DELETESERVLETプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成からサーブレットを削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETESERVLET(
     name        IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-14 DELETESERVLETプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

name

サーブレット名

188.4.15 DELETESERVLETMAPPINGプロシージャ

このプロシージャは、指定したサーブレット名のサーブレット・マッピングをXDB構成から削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETESERVLETMAPPING(
     name      IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-15 DELETESERVLETMAPPINGプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

name

サーブレット名

188.4.16 DELETESERVLETSECROLEプロシージャ

このプロシージャは、XDB構成内のサーブレットから指定したロールを削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETESERVLETSECROLE(
     servname    IN   VARCHAR2,     rolename    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-16 DELETESERVLETSECROLEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

servname

サーブレット名

rolename

削除するロールの名前。

188.4.17 DELETEXMLEXTENSIONプロシージャ

このプロシージャは、指定したXML拡張子をXDB構成から削除します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.DELETEXMLEXTENSION(
     extension    IN   VARCHAR2);

パラメータ

表188-17 DELETEXMLEXTENSIONプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

extension

削除するXML拡張子。

188.4.18 ENABLEDIGESTAUTHENTICATIONプロシージャ

このプロシージャは、Digest認証を有効にします。DigestがXML DB HTTPサーバーで使用される最初の認証メカニズムとしてリストされます。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ENABLEDIGESTAUTHENTICATION;

188.4.19 GETFTPPORTファンクション

このプロシージャは、現在のFTPポートの値を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETFTPPORT
 RETURN NUMBER;

188.4.20 GETHTTPCONFIGREALMファンクション

このファンクションは、レルム名を取得します。レルムの定義はIETFのRFC2617で参照されます。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETHTTPCONFIGREALM
 RETURN VARCHAR2;

188.4.21 GETHTTPPORTファンクション

このファンクションは現在のHTTPポートの値を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETHTTPPORT
 RETURN NUMBER;

188.4.22 GETHTTPSPORTファンクション

このプロシージャは、現在のHTTPSポートの値を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETHTTPSPORT
 RETURN NUMBER;

使用上の注意

ポートが構成されなかった場合、NULLを返します。

188.4.23 GETLISTENERENDPOINTプロシージャ

このプロシージャは、XML DB HTTPサーバーに対応するリスナーのエンド・ポイントのパラメータを取得します。このプロシージャでは、HTTPとHTTP2の両方のエンド・ポイントのパラメータを取得できます。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETLISTENERENDPOINT (
   endpoint  IN   NUMBER, 
   host      OUT  VARCHAR2,    port      OUT  NUMBER, 
   protocol  OUT  NUMBER);

パラメータ

表188-18 GETLISTENERENDPOINTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

endpoint

取得するエンド・ポイント。この値は、XDB_ENDPOINT_HTTPまたはXDB_ENDPOINT_HTTP2に指定できます。

host

リスナーのエンド・ポイントがリスニングするインタフェース。

port

リスナーのエンド・ポイントがリスニングするポート。

protocol

リスナーのエンド・ポイントによって受け入れられた転送プロトコル。

188.4.24 GETREMOTEHTTPPORTファンクション

このファンクションは、リモートHTTPポートの値を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETREMOTEHTTPPORT
 RETURN NUMBER;

188.4.25 GETREMOTEHTTPSPORTファンクション

このファンクションは、リモートHTTPSポートの値を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.GETREMOTEHTTPSPORT
 RETURN NUMBER;

188.4.26 ISGLOBALPORTENABLEDファンクション

このプロシージャは、GlobalPortEnabled設定の値を戻します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.ISGLOBALPORTENABLED RETURN BOOLEAN;

使用上の注意

  • GlobalPortEnabledTRUEに設定されている場合、このプロシージャはTRUEを戻します。そうでない場合はFALSEを戻します。

  • マルチテナント環境では、CDBルートおよびPDBの両方でこのファンクションを実行できます。

188.4.27 SETFTPPORTプロシージャ

このプロシージャは、FTPポートを新しい値に設定します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETFTPPORT(
   new_port  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-19 SETFTPPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

new_port

FTPポートが設定される値。

188.4.28 SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャ

このプロシージャは、Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)クライアントが、PDB専用のポートを使用するのではなく、セッションに対して単一のポート(グローバル・ポートと呼ばれます)を使用できるようにします。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLED (
   isenabled  IN  BOOLEAN);

パラメータ

表188-20 SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

isenabled

TRUEに設定すると、EM Expressクライアントで、ポートを割り当てたPDBを使用するのではなく、セッションに対してグローバル・ポートを使用できるようになります。

FALSEに設定すると、ポートIDにより使用するPDBを指定できます。

PDBのデフォルトはTRUEですが、CDBルートのデフォルトはFALSEです。

使用上の注意

  • マルチテナント環境でEM Expressを使用してデータベース・ポートを管理する場合は、DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャを使用します。

  • グローバル・ポートを使用するには、CDBおよびPDBの両方でグローバル・ポートを有効にする必要があります。PDBではデフォルトで有効になっています。CDBでは、CDBルートでDBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLEDプロシージャを実行する必要があります。

  • DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLEDTRUEに設定したら、グローバル・ポートに使用するPDBを指定する必要があります。これを行うには、EM Expressログイン・ページの「コンテナ名」フィールドでPDB名を指定します。たとえば、hr_pdbと入力した場合、EM ExpressのURLはhttp://server_name:5500/hr_pdb/emになります。この例では、CDBルートのポート5500を使用しており、このポートからPDB hr_pdbのEM Expressにメッセージがルーティングされます。ポートには、HTTPまたはHTTPSポートを使用できます。

  • DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLEDを実行するには、EM Expressログイン・ページで指定したPDBが読取り/書込みモードでオープンしている必要があります。PDBの読取り/書込みモード・ステータスを確認するには、PDBに接続し、V$PDBS動的ビューのOPEN_MODE列を問い合せます。

  • DBMS_XDB_CONFIG.ISGLOBALPORTENABLEDファンクションは、DBMS_XDB_CONFIG.SETGLOBALPORTENABLED設定の値を戻します。

  • XDB_PROTOCOLSロックダウン・プロファイルを使用して、グローバル・ポートのセキュリティを制御できます。

参照:

188.4.29 SETHTTPPORTプロシージャ

このプロシージャは、HTTPポートを新しい値に設定します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETHTTPPORT(
   new_port  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-21 SETHTTPPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

new_port

HTTPポートが設定される値。

188.4.30 SETHTTPCONFIGREALMプロシージャ

このプロシージャはレルム値を変更します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETHTTPCONFIGREALM(
   realm IN VARCHAR2);

パラメータ

表188-22 SETHTTPPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

realm

IETFのRFC2617で定義されたレルム。

188.4.31 SETHTTPSPORTプロシージャ

このプロシージャは、HTTPSポートを新しい値に設定します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETHTTPSPORT(
   new_port  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-23 SETHTTPSPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

new_port

HTTPSポートに設定される値。

188.4.32 SETLISTENERENDPOINTプロシージャ

このプロシージャは、XML DB HTTPサーバーに対応するリスナーのエンド・ポイントのパラメータを設定します。

このプロシージャでは、HTTPとHTTP2の両方のエンド・ポイントを設定できます。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETLISTENERENDPOINT (
   endpoint  IN  NUMBER, 
   host      IN  VARCHAR2,    port      IN  NUMBER, 
   protocol  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-24 SETLISTENERENDPOINTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

endpoint

設定するエンド・ポイント。この値は、XDB_ENDPOINT_HTTPまたはXDB_ENDPOINT_HTTP2に指定できます。

host

リスナーのエンド・ポイントがリスニングするインタフェース。この値は、'LOCALHOST'、NULLまたはホスト名に指定できます。この値が'LOCALHOST'の場合、リスナーのエンド・ポイントはローカルホスト・インタフェースでのみリスニングできます。この値がNULLまたはホスト名の場合、リスナーのエンド・ポイントは、ローカルホスト・インタフェースと非ローカルホスト・インタフェースの両方でリスニングできます。

port

リスナーのエンド・ポイントがリスニングするポート。

protocol

リスナーのエンド・ポイントが受け入れる転送プロトコル。この値は、XDB_PROTOCOL_TCPまたはXDB_PROTOCOL_TCPSに指定できます。

188.4.33 SETLISTENERLOCALACCESSプロシージャ

このプロシージャは、XML DB HTTPサーバーのすべてのリスナーのエンド・ポイントを、ローカルホスト・インタフェースでのみリスニングするか(l_accessの設定がTRUEの場合)、またはローカルホスト・インタフェースと非ローカルホスト・インタフェースの両方でリスニングするか(l_accessの設定がFALSEの場合)のどちらかに制限します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETLISTENERLOCALACCESS (
   l_access   BOOLEAN);

パラメータ

表188-25 SETLISTENERLOCALACCESSプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

l_access

TRUEまたはFALSE

188.4.34 SETREMOTEHTTPPORTプロシージャ

このプロシージャは、リモートHTTPポートを新しい値に設定します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETREMOTEHTTPPORT(
   new_port  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-26 SETREMOTEHTTPPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

new_port

リモートHTTPポートに設定される値。

188.4.35 SETREMOTEHTTPSPORTプロシージャ

このプロシージャは、リモートHTTPSポートを新しい値に設定します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.SETREMOTEHTTPSPORT (
   new_port  IN  NUMBER);

パラメータ

表188-27 SETREMOTEHTTPSPORTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

new_port

リモートHTTPSポートに設定される値。

188.4.36 USEDPORTファンクション

このファンクションは、同じ統合データベース内の他のプラガブル・データベースで使用されるポート番号を取得します。

構文

DBMS_XDB_CONFIG.USEDPORT RETURN XMLTYPE;