このリリースの『Oracle Providers for ASP.NET開発者ガイド』での変更点
この章の内容は次のとおりです。
ODAC 12cリリース4でのOracle Providers for ASP.NETの変更点
ODAC 12cリリース4のOracle Providers for ASP.NETでの変更内容は次のとおりです。
新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
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NuGet
Oracle Providers for ASP.NETは、NuGetパッケージで入手可能です。この機能は、開発者およびエンド・ユーザーへのこれらのプロバイダの配布を簡略化します。
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Windows Installer
Oracle Providers for ASP.NETは、ODAC Microsoft Windows Installer (MSI)パッケージの一部として入手できるようになりました。
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ODP.NET管理対象ドライバのサポート
Oracle Providers for ASP.NET for .NET Framework 4以上は、以前のリリースと同様に、ODP.NET管理対象外ドライバ(
Oracle.DataAccess.dll
)ではなく、ODP.NET管理対象ドライバ(Oracle.ManagedDataAccess.dll
)に依存します。プロバイダのDLLバージョンは4.121.2.1です。これは、それを、管理対象外ODP.NETに依存していたODAC 12cリリース3内にあるその先行バージョンの4.121.2.0と区別します。また、Oracle Providers for ASP.NET for .NET Framework 4以上は、現在はプラットフォームに依存しないアセンブリとなっており、プラットフォームに依存しないアプリケーションで、プラットフォームに関係なく、同じ.NETアセンブリを簡単に使用できるようにします。Oracle Providers for ASP.NET for .NET Framework 2.0は、プラットフォームに依存しており、ODP.NET管理対象外ドライバに依存します。そのバージョン番号は、2.121.2.0と同じままになっています。
Oracle Providers for ASP.NETリリース11.2.0.2での変更点
リリース11.2.0.2のOracle Providers for ASP.NETでの変更内容は次のとおりです。
新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
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64ビット版Oracle Providers for ASP.NET XCopy for Windows x64
Oracle Providers for ASP.NET XCopyはWindows x64システムで使用できるようになったため、標準的なクライアントよりサイズが小さいクライアントが提供され、構成も簡単になりました。XCopyでは、カスタマイズされたデプロイメント・パッケージへのASP.NETプロバイダの組込みが簡単になります。
関連項目:
「Oracle Providers for ASP.NETのインストール」のXCopyに関する項を参照してください。