1 Oracle Autonomous Health Frameworkの概要
Oracle Autonomous Health Frameworkは、収集された診断データを分析し、問題がクラスタまたはOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースの状態に影響を与える前に、それらの問題を事前に特定するコンポーネントの集合です。
Oracle Autonomous Health Frameworkコンポーネントのほとんどは、Oracle Database 12c リリース1 (12.1)ですでに使用可能です。Oracle Database 12cリリース2 (12.2)では、複数のコンポーネントの出力がグリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)に統合されて、本番クラスタでの問題のあるパターンを検出するためにリアルタイムで分析されます。
トピック:
- Oracle Autonomous Health Frameworkの問題空間および解決空間
Oracle Autonomous Health Frameworkは、可用性およびパフォーマンスの問題の監視、診断および回避に役立ちます。 - Oracle Autonomous Health Frameworkのコンポーネント
この項では、Oracle Autonomous Health Frameworkの一部である診断コンポーネントについて説明します。