ODBCおよびLDAPのインストール要件

Open Database Connectivity (ODBC)およびLightweight Directory Access Protocol (LDAP)をインストールするには、次のトピックを確認します。

ODBCドライバとOracle Databaseについて

Open Database Connectivity (ODBC)は、データベースにアクセスするためのAPIのセットで、データベースに接続してデータベース上でSQL文を実行します。

ODBCドライバを使用するアプリケーションは、スプレッドシートやカンマ区切りファイルなど、不均一なデータ・ソースにアクセスできます。

IBM AIX用のODBCドライバのインストール

ODBCを使用する場合は、最新のIBM AIX on POWER Systems (64-Bit)用のODBCドライバ・マネージャをインストールします。

次のWebサイトからODBCドライバ・マネージャをダウンロードし、インストールしてください。

http://www.unixodbc.org

IBM AIXでは、Oracle ODBCドライバはODBCドライバ・マネージャ2.3.1について動作保証されています。ODBCをOracle Databaseで使用する場合、次のパッケージもインストールします。

gcc 4.2.1 or later

LDAPとOracleプラグインについて

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)は、IPネットワーク上に分散したディレクトリ情報サービスにアクセスし、維持するためのアプリケーション・プロトコルです。

Oracle Databaseスクリプト (Oracle Internet Directory用のodisrvregおよびoidca、またはサード・パーティのLDAPディレクトリ用のschemasync)など、LDAPを必要とする機能を使用する場合は、LDAPパッケージが必要です。

LDAPパッケージのインストール

LDAPは、デフォルトのオペレーティング・システムのインストールに含まれます。

デフォルトのオペレーティング・システムのインストールを実行せず、LDAPを必要とするOracleスクリプトを使用する場合、ご使用のディストリビューションのパッケージ管理システムを使用して、ディストリビューションでサポートされているLDAPパッケージをインストールし、そのLDAPパッケージに必要な他のパッケージをインストールします。