以前のリリースからのOracle Grid Infrastructureのアップグレード
以前のリリースからOracle Grid Infrastructure (Oracle ClusterwareおよびOracle Automatic Storage Management)をアップグレードするには、この手順を実行します。
アップグレード中に、求められている操作やアップグレード時に指定する必要がある入力内容について疑問がある場合にはいつでも、インストーラ・ページの「ヘルプ」ボタンをクリックします。
               
               
               アップグレードを開始する前に、ネットワーク情報、記憶域情報およびオペレーティング・システムのユーザーとグループを使用できるようにして、rootスクリプトを実行する準備を行う必要があります。
               
               ノート:
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                           アップグレードの最後に、Oracle Cluster Registry (OCR)のバックアップ場所を前のリリースのOracle Clusterwareホーム(CRSホーム)に手動で設定していた場合は、新しいOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)に変更する必要があります。OCRのバックアップ場所を手動で設定しなかった場合は、アップグレード中にバックアップ場所が変更されます。 
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                           Oracle Clusterwareのアップグレードはアウトオブプレース・アップグレードなので、前のリリースのOracle Clusterwareホームを現在のリリースのOCRのバックアップ場所にすることはできません。以前のOracle Clusterwareホーム内のバックアップは削除できます。 
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                           アップグレードするクラスタにOCR、OCRバックアップ、Oracle ASMパスワード、Oracle ASMパスワード・ファイルのバックアップ、グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)を格納する単一のディスク・グループがある場合は、別のディスク・グループを作成するか、既存の異なるディスク・グループを使用して、OCRバックアップ、GIMRおよびOracle ASMパスワード・ファイルのバックをそのディスク・グループに格納することをお薦めします。 
関連項目:
ディスク・グループを作成するコマンドの詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。