Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイド Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseのユーザー、グループおよび環境の構成 Intelligent Platform Management Interface(IPMI)の有効化 HP-UXでのiLOプロセッサの構成 HP-UXでのiLOプロセッサの構成 HPプラットフォームのiLOプロセッサでIPMIを構成し、null (nonameユーザー)のパスワードを設定するには、次の手順を確認してください。 iLO Webインタフェースにログインし、「Administration」→「Network Settings」でiLOおよびBMCに必要なネットワーク設定を構成し、IPアドレスを取得して、ネットマスクおよびデフォルトのゲートウェイを確認します。 構成するノードのBMCにネットワーク接続されたデバイスから端末セッションを起動します。 端末セッションで、ユーザー・パスワードを変更するノードに接続されているクライアントまたはサーバーからipmitoolなどのIPMI管理ツールを使用して、ネットワーク経由で匿名ユーザー(noname)のIPMIパスワードを設定します。Fたとえば、IPMIアドレスがipmiaddrで、パスワードがpasswordの場合は次のようになります。% ipmitool -H ipmiaddr -U "" user set password 1 "password"この例では、わかりやすいように匿名ユーザー名が-U ""を使用して明示的に指定されていますが、ユーザー名の引数が指定されていない場合は暗黙的に行われます。このコマンドを実行すると、現行のパスワードを入力するように求められます。これをnullの初期パスワードにできます。パスワードが正常に変更されると、「Close session command failed.」のようなエラーが出力されます。このメッセージは、コマンドが前のパスワードを使用してIPMIネットワーク・セッションを終了しようとしたために出力されます。 各クラスタ・メンバー・ノードでBMCを構成し、Oracle Grid Infrastructureのインストールを完了した後、IPMI管理者資格証明およびBMC静的IPアドレスを各クラスタ・メンバー・ノードのOracle Local Registry (OLR)に格納する必要があります。これは、crsctlを使用して実行します。ただし、IPMI資格証明をOLRに格納する場合は、明示的に指定した匿名ユーザーが必要です。ない場合は、解析エラーがレポートされます。% crsctl set css ipmiadmin ""プロンプトに対し、IPMI管理者ツールで設定したパスワードを指定します。 親トピック: Intelligent Platform Management Interface (IPMI)の有効化