rootスクリプトの実行計画の決定

Oracle Grid Infrastructureのインストール中に、多数のシステム構成タスクを完了するために、スーパーユーザー(root)権限でスクリプトを実行するようにインストーラから求められます。

次のオプションのいずれかを使用して、rootとして手動でスクリプトを実行するか、rootとして構成手順を実行する権限をインストーラに委任することができます。

  • rootパスワードを使用: その他の構成情報を入力する際に、インストーラにパスワードを提供します。パスワードはインストール中に使用され、格納されません。rootユーザー・パスワードは、各クラスタ・メンバー・ノードで同一である必要があります。

    rootコマンドの委任を有効にするには、要求された際に、インストーラにrootパスワードを提供します。

  • sudoを使用: sudoはUNIXおよびLinuxのユーティリティで、sudoersリスト権限のメンバーは、個々のコマンドをrootとして実行できます。

    Sudoを有効にするには、適切な権限を持つシステム管理者がsudoersリストのメンバーであるユーザーを構成し、インストール時の求めに応じてユーザー名とパスワードを指定します。