BMCの構成

IPMIベースのノード・フェンシングを適切に機能させるには、各ノードのBMCがLANによるリモート制御を行えるように構成します。

BMCの構成は、BIOSプロンプトからディストリビューション固有の管理ユーティリティを使用して実行できます。また、次のような公開ユーティリティを使用して実行することもできます。

IPMItool(Linuxで使用可能):

http://ipmitool.sourceforge.net

IPMIutil(LinuxおよびWindowsで使用可能):

http://ipmiutil.sourceforge.net

ツールを使用してBMCを構成する方法の詳細は、選択した構成ツールのドキュメントを参照してください。
各ノードでBMCを構成するときには、次の手順を実行する必要があります。
  1. IPMI over LANを有効にして、管理ネットワーク経由でBMCを制御できるようにします。
  2. DHCPまたはGNSを使用して動的なIPアドレスを有効にするか、BMCに対して静的IPアドレスを構成します。
  3. BMCの管理者ユーザー・アカウントおよびパスワードを設定します。
  4. BMCをタグVLANで使用する場合は、VLANのタグに対応するようにBMCを構成します。
使用する構成ツールは問いませんが、BMCが正しく機能するには、これらの条件を満たしている必要があります。