6.7.2 DiskPartユーティリティを使用したディスク・パーティションの作成

DiskPartユーティリティを使用してディスクを管理することもできます。

  1. クラスタ内の既存のノードから、次のようにしてDiskPartユーティリティを実行します。
    C:\> diskpart
    DISKPART>
  2. 使用可能なディスクを表示します。

    ディスク番号(n)を指定して、パーティションの作成先のディスクを選択します。

    DISKPART> list disk
    DISKPART> select disk n
  3. 次のように拡張パーティションを作成します。
    DISKPART> create part ext
  4. 次の構文で拡張パーティションを作成した後、必要なサイズの論理ドライブを作成します。
    DISKPART> create part log [size=n] [offset=n] [noerr]
  5. パーティションを2つ以上追加する場合は、手順2から4を繰り返します。Oracleホーム用およびOracle Databaseファイル用にパーティションを1つずつ構成することをお薦めします。
  6. 使用可能なボリュームをリストし、使用する論理ドライブからドライブ文字を削除します。
    DISKPART> list volume
    DISKPART> select volume n
    DISKPART> remove
  7. クラスタの各ノードで、パーティションが表示されることを確認します。
    Windowsのディスクの管理スナップインの「アクション」メニューで、「ディスクの再スキャン」を選択します。
  8. リモート・ノードでディスクがドライブ文字付きで表示された場合は、ドライブ文字を削除します。
    1. Windowsのディスクの管理スナップインで、ドライブ文字が割り当てられているディスクを選択します。
    2. 選択したディスクを右クリックして、「ドライブ文字とパスの変更...」を選択します。
    3. ドライブ文字を選択して、「削除」をクリックします。
    4. ドライブ文字が割り当てられている各共有ディスク・パーティションでこれらの手順を繰り返します。