x86-64でサポートされているRed Hat Enterprise Linux 8のディストリビューション

次の情報を使用して、サポートされているRed Hat Enterprise Linux 8のディストリビューションを確認します。

表3-4 x86-64 Red Hat Enterprise Linux 8オペレーティング・システムの最小要件

項目	要件
SSH要件	サーバーにOpenSSHがインストールされていることを確認します。OpenSSHは必須のSSHソフトウェアです。
Red Hat Enterprise Linuxの場合 8	サポートされている最小バージョン: Red Hat Enterprise Linux 8.2: 4.18.0-193.19.1.el8_2.x86_64以降
Red Hat Enterprise Linux 8のパッケージ	次のパッケージの最新リリースのバージョンをインストールします。 bc binutils compat-openssl10 elfutils-libelf glibc glibc-devel ksh libaio libXrender libX11 libXau libXi libXtst libgcc libnsl libstdc++ libxcb libibverbs make smartmontools sysstat ノート: 32ビット・クライアント・アプリケーションを使用して64ビット・サーバーにアクセスする場合は、この表にリストされているパッケージの最新の32ビット・バージョンもインストールする必要があります(使用可能な場合)。
Red Hat Enterprise Linux 8のオプション・パッケージ	要件に基づいて、次のパッケージの最新リリースのバージョンをインストールします。 ipmiutil (Intelligent Platform Management Interface用) libnsl2 (Oracle Database Client専用) libnsl2-devel (Oracle Database Client専用) net-tools (Oracle RACおよびOracle Clusterware用) nfs-utils (Oracle ACFS用)

ノート:

• Red Hat Enterprise Linux 8へのOracle Database 12cリリース2 (12.2)またはOracle RAC 12cリリース2 (12.2)のインストールの詳細は、Oracle Databaseリリース・ノートfor Linuxを参照してください。
• Oracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)をOracle Linux 8またはRed Hat Enterprise Linux 8にインストールすることはできません。Oracle RACインストールの場合は、先にOracle Grid Infrastructureリリース更新(RU) 19.13以降をインストールしてから、Oracle RAC 12cリリース2 (12.2)をインストールします。Oracle Databaseリリース・ノートfor Linuxを参照してください。
• Oracle Database Client 12cリリース2 (12.2)では、Oracle Linux 8.2およびRed Hat Enterprise Linux 8.2で32ビット・バージョンと64ビット・バージョンがサポートされています。