ハンドラおよび記述子の属性

OCIのハンドルおよび記述子の属性について説明します。

OCIのハンドルおよび記述子の属性は、OCIAttrGet()関数で読み取り、OCIAttrSet()関数で変更できます。

表記規則

それぞれのハンドル・タイプで読取りまたは変更が可能な属性をリストします。

各属性リストには、次の情報が含まれています。

モード

有効なモードは次のとおりです。

READ: OCIAttrGet()を使用して属性を読み取ります。

WRITE: OCIAttrSet()を使用して属性を変更します。

READ/WRITE: OCIAttrGet()を使用して属性を読み取り、OCIAttrSet()を使用して属性を変更します。

説明

これは、属性の用途の説明です。

属性のデータ型

これは、属性のデータ型です。必要に応じて、READモードとWRITEモードのデータ型が区別されます。

サーバー・ハンドル属性

サーバー・ハンドル属性をリストします。

次のサーバー・ハンドル属性を使用できます。

OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVAL

OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVALサーバー・ハンドル属性について説明します。

モード

READ/WRITE

説明

XStream Outの場合、ACK間隔はアウトバウンド・サーバーがクライアント・アプリケーションから処理済最低位置を受信する最小間隔(秒)です。各ACK間隔後、アウトバウンド・サーバーですべての実行中のOCIXStreamOutLCRReceive()またはOCIXStreamOutLCRCallbackReceive()コールが終了されるため、クライアント・アプリケーションでキャッシュされた処理済最低位置をアウトバウンド・サーバーに送信できます。

XStream Inの場合、ACK間隔はインバウンド・サーバーがクライアント・アプリケーションに処理済最低位置を送信する最小間隔(秒)です。各ACK間隔後、インバウンド・サーバーでクライアント・アプリケーションに新しい処理済最低位置が送信されるように、すべての実行中のOCIXStreamInLCRSend()またはOCIXStreamInLCRCallbackSend()コールが終了されます。

OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVALのデフォルト値は30秒です。この属性は、OCIXStreamOutAttach()またはOCIXStreamInAttach()のコール時にのみチェックされます。このため、APIを呼び出す前に設定する必要があります。設定しない場合は、デフォルト値が使用されます。

属性のデータ型

ub4 */ub4

OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUT

OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUTサーバー・ハンドル属性について説明します。

モード

READ/WRITE

説明

アイドル・タイムアウトは、アウトバウンド・サーバーがOCIXStreamOutLCRReceive()またはOCIXStreamOutLCRCallbackReceive()コールを終了する前にLCRを待機する間アイドル状態となる秒数です。

OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUTのデフォルト値は1秒です。この属性は、OCIXStreamOutAttach()またはOCIXStreamInAttach()のコール時にのみチェックされます。このため、APIを呼び出す前に設定する必要があります。設定しない場合は、デフォルト値が使用されます。

属性のデータ型

ub4 */ub4