14.15 DROP FUNCTION文

DROP FUNCTION文は、データベースからスタンドアロン・ファンクションを削除します。

注意:

この文を使用してパッケージの一部であるファンクションを削除しないでください。かわりに、 DROP PACKAGE文を使用してパッケージ全体を削除するか、またはOR REPLACE句を指定したCREATE PACKAGE文を使用して、そのファンクションを含めずにパッケージを再定義してください。

ここでのトピック

前提条件

ファンクションが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY PROCEDUREシステム権限が必要です。

構文

drop_function ::=

セマンティクス

drop_function

schema

ファンクションが含まれているスキーマの名前。デフォルト: 自分のスキーマ。

function_name

削除するファンクションの名前。

データベースによって、削除したファンクションに依存するローカル・オブジェクト、または削除したファンクションを起動するローカル・オブジェクトが無効にされます。後でこれらのオブジェクトのいずれかを参照した場合、データベースは、そのオブジェクトを再コンパイルしようとします。削除したファンクションを再作成しないかぎり、エラーが戻されます。

任意の統計タイプがファンクションに関連付けられている場合、FORCE句によって統計タイプの関連付けが解除され、統計タイプを使用して収集したユーザー定義のすべての統計情報が削除されます。

関連項目:

例14-32 ファンクションの削除

この文は、サンプル・スキーマoe内のファンクションSecondMaxを削除し、SecondMaxに依存していたすべてのオブジェクトを無効にします。

DROP FUNCTION oe.SecondMax; 

関連項目:

SecondMaxファンクションの作成の詳細は、「例14-15」を参照してください