はじめに
このマニュアルでは、Oracle Database Client for Linux on POWER Systemsをインストールおよび構成する方法について説明します。また、レスポンス・ファイルを使用したデータベースのインストールおよび構成、グローバリゼーション・サポートおよびトラブルシューティングについても説明します。
ここでは、次のトピックについて説明します。
対象読者
このガイドは、Oracle Database Client 12c リリース2 (12.2)をインストールするすべてのユーザーを対象にしています。それ以外のOracle Database、Oracle Real Application Clusters、Oracle Clusterware、Oracle Database ExamplesおよびOracle Enterprise Manager Grid Controlに対するプラットフォーム固有のインストール・ガイドは、次の場所にあります。
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
コマンド構文
UNIXのコマンド構文は、固定幅フォント
で表示されます。ドル記号($)、シャープ記号(#)、パーセント記号(%)はUNIXのコマンド・プロンプトです。これらの記号をコマンドの一部として入力しないでください。このマニュアルでは、コマンド構文に次の表記規則を使用しています。
規則 | 説明 |
---|---|
バックスラッシュ \ |
バックスラッシュは、UNIXコマンドの行の継続を表す記号です。コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。 dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s6 of=/dev/rst0 bs=10b \ count=10000 |
中カッコ { } |
中カッコは、必須の入力項目を表します。 .DEFINE {macro1} |
大カッコ [ ] |
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。 cvtcrt termname [outfile] |
省略記号 ... |
省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。 CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN |
イタリック体 |
イタリック体は、変数を表します。変数には値を代入します。 library_name |
縦線 | |
縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。 FILE filesize [K|M] |
関連項目
Oracle Database製品の製品固有およびプラットフォーム固有のドキュメントは、PDF形式とHTML形式の両方が使用可能です。ドキュメントは次の場所で表示およびダウンロードできます。
このマニュアルのリリース時点では明らかではなかった重要な情報については、『Oracle Database Clientリリース・ノートfor IBM: Linux on POWER Little Endian Systems』を参照してください。