6 Oracle Database Clientソフトウェアの削除

Oracleソフトウェアと構成ファイルを削除する方法について説明します。

Oracle Universal Installerをdeinstallオプションとともに使用するか、Oracleホームに含まれる削除ツール(deinstall)を使用することによって、Oracleソフトウェアを削除できます。特定のOracleホームに関連のある個々の製品またはコンポーネントの削除はサポートされていません。削除ツールを使用したOracleソフトウェアの削除に関する情報が含まれます。

削除ツールは、スタンドアロンのOracle Databaseインストール、Oracle Clusterware、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)をサーバーから削除するだけでなく、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)およびOracle Database Clientのインストールも削除します。

削除ツールを使用して、Oracle Database、Oracle Clusterware、Oracle ASM、Oracle RACまたはOracle Databaseクライアントのインストールに関連付けられているOracleホーム全体を削除することをお薦めします。個々の製品またはコンポーネントの削除はサポートされていません。

注意:

クラスタ内のノード上にスタンドアロン・データベースがあり、同じグローバル・データベース名(GDN)を持つデータベースが複数ある場合は、削除ツールを使用して削除できるデータベースは1つのみです。

注意:

Oracleソフトウェアを削除するには、同じリリースの削除ツールを使用する必要があります。以前のリリースからOracleソフトウェアを削除するとき、それより新しいリリースの削除ツールは実行しないでください。たとえば、既存の11.2.0.4OracleホームにあるOracleソフトウェアを削除するとき、12.2.0.1のインストール・メディアに収録されている削除ツールは実行しないでください。