Windowsでのアドバンスト・レプリケーションについて
Oracle Databaseは、パッケージおよびプロシージャを、別々の手動プロセスではなく、自動的にインストールします。アドバンスト・レプリケーションには様々な構成や使用方法があります。
この項では、Oracle Databaseにアドバンスト・レプリケーションを手動で構成する方法について説明します。この機能を使用するように構成されていなかったOracle Databaseのインストール環境にアドバンスト・レプリケーションを追加する場合にのみ、示されている手順に従ってください。
アドバンスト・レプリケーションを構成する手順は次のとおりです。
表領域およびロールバック・セグメントの要件のチェックについて
表5-3 アドバンスト・レプリケーションの表領域およびロールバック・セグメントの要件
表領域/ロールバック・セグメント | 最小空き領域 |
---|---|
SYSTEM |
20MB |
UNDOTBS |
10MB |
RBS |
5MB |
TEMP |
10MB |
USERS |
特定の要件なし |
注意:
レプリケーション・トリガーおよびプロシージャがここに格納されます。
関連項目:
表領域の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
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初期化パラメータの追加および変更
アドバンスト・レプリケーションを使用する場合は、特定のパラメータ値を初期化パラメータ・ファイルに追加し、それ以外のパラメータ値を推奨値に設定する必要があります。
表5-4 アドバンスト・レプリケーションの初期化パラメータ
パラメータ名 | 推奨値 | サイト |
---|---|---|
|
50MB |
マスター |
|
300秒 |
マスター |
|
TRUE |
マスター |
|
4 |
マスター |
|
現在の設定値に9を加えた値 |
マスター |
|
2 |
マスター |
|
2 |
マテリアライズド・ビュー |
注意
n-wayサイト数に依存します。
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データ・ディクショナリ表の監視
アドバンスト・レプリケーションを使用して、大量のレプリケート対象のオブジェクトを設定する場合は、SQL SELECT
引数を使用して、次のデータ・ディクショナリ表を監視する必要があります。
-
ARGUMENT$
-
IDL_CHAR$
-
IDL_UB1$
-
IDL_UB2$
-
IDL_SB4$
-
I_ARGUMENT1
-
I_SOURCE1I$
-
SOURCE$
-
TRIGGER
必要に応じて、記憶域パラメータを増加させ、多くのレプリケート・オブジェクトの記憶要件を満たすようにします。
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