1.21 AUDIT_SYS_OPERATIONS
AUDIT_SYS_OPERATIONSは、SYS許可を使用して直接発行されたユーザーSQL文の監査を有効または無効にします。これには、SYSASM、SYSBACKUP、SYSDBA、SYSDG、SYSKMまたはSYSOPER権限で接続したユーザーによって直接発行されたSQL文や、PL/SQLパッケージDBMS_SYS_SQLを使用してSYS認可で実行されたSQL文が含まれます。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
ブール値 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
いいえ |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
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値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
ノート:
統合監査に移行されたOracle Databaseでは、このパラメータの設定は無効です。
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統合監査の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。
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統合監査への移行の詳細は、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。
監査レコードは、オペレーティング・システムの監査証跡に書き込まれます。AUDIT_TRAIL初期化パラメータがxmlまたはxml, extendedに設定されている場合は監査レコードがXML形式で書き込まれます
UNIXプラットフォームでは、AUDIT_SYSLOG_LEVELパラメータも設定されている場合、AUDIT_TRAILパラメータがオーバーライドされます。また、SYS監査レコードがSYSLOGユーティリティを使用してシステム監査ログに書き込まれます。
CDBでは、この初期化パラメータの設定の範囲はCDBです。CDBではPDBごとに監査証跡が提供されますが、この初期化パラメータは個別のPDBに対して構成できません。