1.106 ENABLE_DDL_LOGGING
ENABLE_DDL_LOGGINGによって、データ定義言語(DDL)文のサブセットの、DDLログへの書込みが有効または無効になります。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
ブール値 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
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値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
DDLログはアラート・ログと同じ形式および基本動作を持つファイルですが、データベースにより発行されたDDL文のみを含みます。DDLログはRDBMSコンポーネントに対してのみ作成され、またENABLE_DDL_LOGGING初期化パラメータがtrueに設定されている場合のみ作成されます。このパラメータがfalseに設定されている場合、DDL文はいずれのログにも含まれません。
DDLログには、データベースによって発行されたDDL文ごとに1つのログ・レコードが含められます。DDLログは、IPSインシデント・パッケージに含まれています。
同じ情報が含まれている2つのDDLログが存在します。1つはXMLファイルで、もう1つはテキスト・ファイルです。DDLログは、ADRホームのlog/ddlサブディレクトリに格納されています。
ENABLE_DDL_LOGGINGがtrueに設定されている場合、次のDDL文がログに書き込まれます。
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ALTER/CREATE/DROP/TRUNCATE CLUSTER -
ALTER/CREATE/DROP FUNCTION -
GRANT -
ALTER/CREATE/DROP INDEX -
ALTER/CREATE/DROP OUTLINE -
ALTER/CREATE/DROP PACKAGE -
ALTER/CREATE/DROP PACKAGE BODY -
ALTER/CREATE/DROP PROCEDURE -
ALTER/CREATE/DROP PROFILE -
REVOKE -
ALTER/CREATE/DROP SEQUENCE -
CREATE/DROP SYNONYM -
ALTER/CREATE/DROP/RENAME/TRUNCATE TABLE -
ALTER/CREATE/DROP TRIGGER -
ALTER/CREATE/DROP TYPE -
ALTER/CREATE/DROP TYPE BODY -
DROP USER -
ALTER/CREATE/DROP VIEW
ノート:
ログに書き込まれるDDL文は、切り捨てられている場合があります。DDLトリガーを使用して、DDL文全体を表示できます。DDLトリガーの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。
関連項目:
ENABLE_DDL_LOGGING初期化パラメータのライセンス情報は、Oracle Databaseライセンス情報ユーザー・マニュアルを参照してください。