1.151 LARGE_POOL_SIZE

LARGE_POOL_SIZEには、ラージ・プールの割当てヒープのサイズをバイト単位で指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

大整数

構文

LARGE_POOL_SIZE = integer [K | M | G]

デフォルト値

SGA_TARGETが設定されているが、LARGE_POOL_SIZEに値が指定されていない場合のデフォルト値は0 (Oracle Databaseによって内部で決定される)。LARGE_POOL_SIZEが指定されている場合は、ユーザー指定の値がメモリー・プールの最小値を示す。

SGA_TARGETが設定されていない場合、デフォルト値は0

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

最小値: グラニュル・サイズ

最大値: オペレーティング・システム依存

基本

いいえ

ラージ・プールの割当てヒープは、セッション・メモリーの共有サーバー・システム、メッセージ・バッファのパラレル実行およびディスクI/Oバッファのバックアップ・プロセスが使用します。パラレル実行は、SGA_TARGETが設定されている場合のみ、ラージ・プールからバッファを割り当てます。

このパラメータの値は、数値で指定します。オプションで数値の後にKまたはMを付けて、それぞれKBまたはMBを指定できます。KまたはMを指定しない場合、数値はバイトとして扱われます。

関連項目:

このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。