1.168 LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DEST
LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTには、オンライン・ログ・ファイルの再利用を可能にするために必要なアーカイブ先の最小数を定義します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
整数 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
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値の範囲 |
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基本 |
いいえ |
LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータを使用していて、自動アーカイブが使用可能な場合、このパラメータの値はMANDATORYとして指定された使用可能で有効な宛先の数に、OPTIONALおよびLOCATION属性により構成される使用可能で有効な宛先の数を加えた数を上回ることはできません。
LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTを使用していて、自動アーカイブが使用可能な場合、1は、LOG_ARCHIVE_DESTで指定された宛先が成功する必要があることを指定します。2は、両方のパラメータで指定された宛先が成功する必要があることを指定します。
このパラメータの値が使用可能で妥当なMANDATORY宛先の数より小さい場合、MANDATORY宛先の数が設定されていると、このパラメータは無視されます。値が使用可能で有効なMANDATORY宛先の数より大きい場合、OPTIONALおよびLOCATION属性により構成される使用可能で有効な宛先のいくつかは、MANDATORYとして扱われます。
ALTER SYSTEMを使用して、古いパラメータをLOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータに動的に切り替えることができます。次の手順に従います。
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LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTを1に設定します。 -
LOG_ARCHIVE_DESTおよびLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTの値をNULL文字列に設定します。 -
LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータに希望する宛先の数を設定します。 -
LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTを希望する値にリセットします。
関連項目:
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このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
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関連パラメータの詳細は、「LOG_ARCHIVE_DEST_n」、「LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DEST」および「V$ARCHIVE_DEST」を参照してください。