インストール・タイプの選択
Oracle Universal Installer (OUI)を実行してOracle RACをインストールする場合、「標準」または「拡張」のインストール・タイプを選択できます。
標準インストール・タイプでは、基本的な構成を使用して、Oracle Databaseのデフォルト構成をインストールします。インストール・タイプとして「標準」を選択することをお薦めします。
拡張インストールはカスタム・インストールで使用します。拡張インストールは、インストールについて次のような固有の要件がある場合にのみ使用します。
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インストールへの固有のコンポーネントの追加
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SYS
、SYSTEM
およびDBSNMP
の各アカウントに異なるパスワードが必要 -
サーバーで使用するものとは異なるデータベース・キャラクタ・セットの使用
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製品言語の変更
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その他の非標準の構成
- Oracle Databaseで提供される事前構成済データベースの種類
汎用およびトランザクション処理タイプおよび「データ・ウェアハウス」タイプでは、各データベース・タイプに適した事前構成済データベース・テンプレートが使用されます。 - 「詳細」データベース構成の使用
このインストール・タイプを使用して利用可能な「詳細」構成オプションには、Oracle RAC、Automatic Storage Management、バックアップとリカバリ構成、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlとの統合、よりきめ細かいメモリー・チューニングおよびその他のオプションが含まれています。 - 他の言語でのOracle Databaseのインストール
データベースまたはデータベースで実行されているアプリケーションで、デフォルト(英語)以外の言語を使用するには、拡張インストールを使用する必要があります。
親トピック: Oracle RACのインストール・オプションの選択