2.9.2 ASMCAを使用したACFSマウント・ポイントの構成

Oracle Automatic Storage Management Configuration Assistant (ASMCA)で、Oracle Database Configuration Assistant (DBCA)の「共通ファイルの場所」の手順で使用されるOracle Automatic Storage Management Cluster File System (Oracle ACFS)のマウント・ポイントを作成できます。

Oracle ACFSファイルシステムをWindows上で作成する場合、コンピュータの管理者でもあるWindowsドメイン・ユーザーとしてASMCAを実行します。
  1. Grid_home/binディレクトリからasmca.exeを実行して、ASMCAを起動します。
  2. 「ディスク・グループ」タブを選択します。
  3. 「ディスク・グループ名」を右クリックし、「データベース使用のACFSの作成」を選択します。
  4. 「データベースのACFSの作成」ウィンドウで、マウント・ポイントの場所、ボリューム名およびサイズを指定し、「OK」をクリックします。

    たとえば、次のように指定できます。

    • マウント・ポイント: C:\oradatamnt

    • ボリューム名: dbnfs

    • サイズ(GB): 70

  5. 表示される情報ポップアップ・ウィンドウで「OK」をクリックします。

    このウィンドウには、ASMCAによって実行されるアクションの概要が示されます。

  6. 「ASMクラスタ・ファイルシステム」タブを選択します。

    作成したマウント・ポイントは、このページに表示されます。

関連項目:

データベースで使用するOracle ACFSファイル・システムの作成の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください