CREATE DIRECTORY
CREATE
DIRECTORY
文を使用すると、ディレクトリ・オブジェクトを作成できます。 BFILE
)および外部表データが存在するサーバー・ファイル・システム上のディレクトリの別名を示します。 BFILE
を参照する際、管理の汎用性のために、オペレーティング・システムのパス名をハード・エンコードせずにディレクトリ名を使用できます。
BFILE
へのアクセスを制限できます。
-
BFILE
オブジェクトの詳細は、「ラージ・オブジェクト(LOB)・データ型」を参照してください。 -
オブジェクト権限の付与の詳細は、「GRANT」を参照してください。 -
「 CREATE
TABLE
」の「external_table_clause::=」を参照してください。
CREATE
ANY
DIRECTORY
システム権限が必要です。
READ
、WRITE
およびEXECUTE
オブジェクト権限が自動的に付与され、他のユーザーおよびロールにこれらの権限を付与できます。
WRITE
権限は、外部表との接続において便利です。
hr
に、ディレクトリ・オブジェクトに対するREAD
権限が付与されていても、それに対応するオペレーティング・システムのディレクトリにOracle Databaseプロセスに対するREAD
権限が付与されていない場合は、エラーが発生します。
OR
REPLACE
を指定すると、既存のディレクトリ・データベース・オブジェクトを再作成できます。
-
METADATA
- メタデータ・リンクはディレクトリのメタデータを共有しますが、データは各コンテナに固有です。このタイプのディレクトリは、メタデータリンク・アプリケーション共通オブジェクトと呼ばれます。 -
NONE
- ディレクトリは共有されません。
DEFAULT_SHARING
初期化パラメータの値を使用して、ディレクトリの共有属性が決定されます。 DEFAULT_SHARING
初期化パラメータに値が含まれていない場合、デフォルトはMETADATA
です。
-
DEFAULT_SHARING
初期化パラメータの詳細は、Oracle Databaseリファレンスを参照してください -
アプリケーション共通オブジェクトの作成の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
CREATE DIRECTORY mydir AS '/scratch/data/file_data';
CREATE DIRECTORY mydir AS '/scratch/../file_data';
CREATE DIRECTORY admin AS '/disk1/oracle/admin';
usr/bin/bfile_dir
に格納されているBFILE
にアクセスできるように、ディレクトリのデータベース・オブジェクトbfile_dir
を再定義します。
CREATE OR REPLACE DIRECTORY bfile_dir AS '/usr/bin/bfile_dir';