はじめに

『Oracle Streamsレプリケーション管理者ガイド』では、データ・レプリケーションに使用できるOracle Streamsの特長と機能について説明します。また、Oracle Streamsレプリケーションの概念、およびOracle Streamsレプリケーション環境を構成および管理する方法について説明します。

ここでは、次の項目について説明します。

対象読者

『Oracle Streamsレプリケーション管理者ガイド』は、Oracle Streamsレプリケーション環境の作成とメンテナンスを担当するデータベース管理者を対象としています。これらの管理者は、次の1つ以上のタスクを実行します。

  • Oracle Streamsレプリケーション環境のプラン作成

  • Oracle Streamsレプリケーション環境の構成

  • Oracle Streamsレプリケーション環境における競合解消の構成

  • Oracle Streamsレプリケーション環境の管理

  • Oracle Streamsレプリケーション環境の監視

  • Oracle Streamsレプリケーション環境に必要なトラブルシューティングの実行

このマニュアルを使用するには、リレーショナル・データベースの概念、SQL、分散データベースの管理、Oracle Streamsの一般的な概念、アドバンスト・キューイングの概念、PL/SQLおよびOracle Streams環境を稼働させるオペレーティング・システムに関する十分な知識が必要です。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。

このマニュアルの多くの例では、サンプル・スキーマを使用しています。これらのスキーマの詳細は、『Oracle Databaseサンプル・スキーマ』を参照してください。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック体

イタリックは、ドキュメントのタイトル、強調またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。