第I部 Oracle Data Pump
この部のトピックでは、データ・ポンプ・エクスポート、データ・ポンプ・インポート、レガシー・モード、パフォーマンスおよびデータ・ポンプAPI DBMS_DATAPUMP
について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
- Oracle Data Pumpの概要
この章では、Oracle Data Pumpテクノロジの概要を説明します。Oracle Data Pumpとは、データおよびメタデータをデータベース間で非常に高速に移動できるテクノロジです。 - データ・ポンプ・エクスポート
Oracle Data Pump Exportユーティリティは、ダンプ・ファイル・セットと呼ばれる一連のオペレーティング・システム・ファイルに、データおよびメタデータをアンロードする場合に使用します。 - データ・ポンプ・インポート
エクスポート・ダンプ・ファイル・セットをターゲット・データベースにロードするために使用するOracle Data Pump Importユーティリティについて説明します。また、これを使用して、ファイルを介さずにソース・データベースから直接ターゲット・データベースにロードする、ネットワーク・インポートを実行することもできます。 - データ・ポンプのレガシー・モード
データ・ポンプのレガシー・モードについて説明します。このモードにより、オリジナルのエクスポート・パラメータおよびインポート・パラメータを、データ・ポンプ・エクスポートおよびデータ・ポンプ・インポートのコマンドラインで使用できるようになります。 - データ・ポンプのパフォーマンス
データ・ポンプ・エクスポート・ユーティリティおよびデータ・ポンプ・インポート・ユーティリティが、オリジナルのエクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティよりもパフォーマンスに優れている理由、およびエクスポートおよびインポート操作のパフォーマンスを向上できる特定のステップについて説明します。 - データ・ポンプAPI
データ・ポンプAPIDBMS_DATAPUMP
について説明します。