アップグレード中のデータベース変換の概要
Oracle Databaseをアップグレードする際に選択する最適なパスを決定するには、これらのトピックを参照してください。
- アップグレード中のデータベース変換の概要
Oracle Databaseのアップグレード中にデータベースを変換するために使用できる4つの方法があります。 - 32ビットのOracle Databaseから64ビットのOracle Databaseへの変換の概要
32ビットのOracle Databaseは、自動的に64ビットに変換されます。 - スタンバイ・データベースを使用したアップグレードの概要
フィジカル・スタンバイ、Oracle Data GuardまたはOracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用してデータベースのローリング・アップグレードを実行できます。 - Oracle GoldenGateを使用したオンライン・データベース・アップグレード
Oracle GoldenGateの連続抽出およびレプリケーション機能を使用してOracle Databaseのオンライン・アップグレードができます。 - DDLを使用したソフトウェアのみの手動アップグレード
データベースを作成せずにソフトウェアのみの非CDBインストールを実行し、かわりにDDL文を使用してデータベースを作成する場合、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)に特別な考慮事項が適用されます。 - Oracle DatabaseのStandard EditionからEnterprise Editionへの移行
Oracle Database Standard EditionからOracle Database Enterprise Editionに移行するには、これらのオプションを確認します - Oracle DatabaseのEnterprise EditionからStandard Editionへの移行
Enterprise EditionからStandard Editionへの変換では、データのエクスポートおよびインポートが必要です。 - Oracle Database Express Edition (Oracle Database XE)からOracle Databaseへの移行
Oracle Database Express EditionからOracle Database Enterprise Editionにアップグレードした後に、現行のOracle Databaseリリースにアップグレードする必要があります。
親トピック: Oracle Databaseのアップグレードの概要
DDLを使用したソフトウェアのみの手動アップグレード
データベースを作成せずにソフトウェアのみの非CDBインストールを実行し、かわりにDDL文を使用してデータベースを作成する場合、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)に特別な考慮事項が適用されます。
非CDB Oracle Database 12cリリース2 (12.2)のOracleホームのソフトウェアのみのインストールを実行し、エクスポートしたデータ定義言語(DDL)文を使用して新しいOracle Databaseホームにデータベースを作成する場合は、次の手順を使用してその手順を完了してください。
- Oracle Database 12cリリース2 (12.2)をインストールします。データベースは作成しないでください。
- 関連するデータベース・リリース更新(RU)を使用してデータベースにパッチを適用します。たとえば、12.2.0.1 Databaseリリース更新(
12.2.0.1.181016)バンドル・パッチを使用してパッチを適用します。 CREATE DATABASEDDLを使用してデータベースを作成します- 手動で
utlrp.sqlを実行します datapatch.plを実行します。