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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース2
E78869-07
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16.5 Oracle VM Server for SPARCの検出および昇格

Oracle VM Server for SPARCの検出および昇格は、ホスト検出に依存します。制御ドメイン上のホストが昇格されると、これにより、その他のドメインの検出とモニタリングがトリガーされます。

注意:

ターゲットを検出およびモニタリングするには、sudo権限を持つEMエージェントをデプロイするか、または手動でroot.shスクリプトをインストールして実行します。

エージェントが制御ドメインまたは論理ドメインのOSにデプロイされると、ILOMサーバー、仮想プラットフォーム、仮想サーバーなどの関連ターゲットが自動的に昇格されます。

ホストが論理ドメイン内にある場合は、仮想サーバー・ターゲットを追加する前に、制御ドメインを検出する必要があります。この仮想サーバーに関連付けられている仮想プラットフォームがないことを示すメッセージが表示された場合は、仮想サーバーのプライマリ・ドメインを検出し、管理対象ターゲットとして追加します。

Oracle VM Server for SPARCを検出および追加するには、次の前提条件を満たす必要があります。

システムまたは制御ドメイン上の大量のリソースが他のソフトウェアによって消費されている場合は、ターゲットの検出およびモニタリングに時間がかかることがあります。

Oracle VM Server for SPARCは、次のターゲット表示名で表示されます。

検出されたOracle VM Server for SPARCの表示名は、CLIを使用して変更できます。たとえば、仮想化プラットフォーム表示名を変更するには、次を実行します。

emcli modify_target -name="Virtual Platform Target Name" -type="oracle_si_virtual_platform_map" -display_name="New Display Name"

仮想サーバー表示名を変更するには、次を実行します。

emcli modify_target -name="Virtual Server Target Name" -type="oracle_si_virtual_server_map" -display_name="New Display Name"

ホストの検出、昇格およびホストを昇格する手順の詳細は、「ホスト・ターゲットと非ホスト・ターゲットの検出および追加」を参照してください。