Oracle製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを無効なコミュニティでアクセスおよび利用可能にする取組みの一環として、Enterprise Managerには、管理データをアシスティブ・テクノロジのユーザーで利用可能にする複数の機能が用意されています。Enterprise Managerでは、次のアクセシビリティ機能が用意されています。
この付録では、スクリーン・リーダーのサポートを有効にするために変更する必要がある、次の構成設定について説明します。
注意:
スクリーン・リーダーのサポートを有効にするとPPRが無効になるため、処理のステータスのリフレッシュに関連するすべてのページが自動的にリフレッシュされなくなります。これは予測されている動作です。
UIXの各ページでスクリーン・リーダー・モードを有効にするには、次の手順を実行します。
注意:
UIXアクセシビリティ・モードは、製品全体に適用される設定です。この設定を適用するには、Enterprise Manager管理サービスを再起動する必要があります。
注意:
uix-config.xml
ファイルで、enable-auto-table-ctrl-labels
はtrue
に設定されています。これにより、カーソルをUI要素(表内のチェック・ボックスやラジオ・ボタンなど)にかざすと、ラベルの付いたツール・チップ・ボックスが表示されるようになります。この機能を無効にするには、設定をfalse
に変更します。
Enterprise Managerでは、パフォーマンス・データの表示にグラフが使用されます。ほとんどのユーザーにとって、これらのグラフは、トレンドを理解し、パフォーマンス・メトリックの最小値および最大値の特定に役立つ、データのグラフィック表示となります。
しかし、グラフの情報はスクリーン・リーダーで読み取ることができません。この問題を解決するため、各パフォーマンス・グラフに完全な説明テキストが表示されるようにEnterprise Managerを構成できます。デフォルトでは、グラフのテキスト表示のサポートは無効になっています。グラフの説明テキストが有効になっている場合、Enterprise Managerでは各チャートに小さなアイコンが表示され、説明テキストへのドリルダウン・リンクとして使用できます。
ADFの各ページでスクリーン・リーダーのサポートが有効になっていることを確認するには、次の手順に従います。
Cloud Controlホームページで、「ヘルプ」をクリックし、「Enterprise Managerバージョン情報」を選択します。
「Enterprise Managerバージョン情報」ダイアログ・ボックスで、「アクセシビリティ・プリファレンス - スクリーン・リーダーのサポート」が「有効」に設定されていることを確認します。
「アクセシビリティ・プリファレンス - スクリーン・リーダーのサポート」が「無効」に設定されている場合は、「Enterprise Managerのアクセシビリティ機能の有効化」に記載されている手順に従います。
UIXの各ページでスクリーン・リーダーのサポートが有効になっていることを確認するには、次の手順に従います。