各メトリックの次の情報を提供します。
説明
メトリック表
メトリック表は、次のメトリック(ターゲット・バージョン、デフォルトの収集頻度、デフォルトの警告のしきい値、デフォルトのクリティカルのしきい値、およびアラート・テキスト)のすべて、または一部を含めることができます。
このメトリック・カテゴリのメトリックは、このクラスタのクラスタウェア・ステータスの概要、このクラスタ内での問題のあるノード数およびこのクラスタのすべてのノードに対するクラスタ検証ユーティリティ(CLUVFY)の出力を示します。一般に、1つ以上のホスト上でクラスタウェアが稼働中であれば、クラスタウェアは稼働中です。
このメトリックは、クラスタのすべてのノードに対するクラスタウェアのCLUVFYの出力を示します。
データ・ソース
次のコマンドはメトリックのデータ・ソースです(ここで、node1、node2はクラスタのノード・リストです)。
cluvfy comp crs -n node1, node2 ...
ユーザー処理
『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』でクラスタ検証(CLUVFY)ユーティリティを参照してください。
このメトリックは、クラスタの全体的なクラスタウェア・ステータスを示します。1つ以上のホスト上でクラスタウェアが稼働中であれば、クラスタウェアは稼働中です。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c |
5分ごと |
2 |
0 |
マスター・エージェント・ホスト%CRS_output%のクラスタウェアに問題があります |
データ・ソース
次のコマンドはメトリックのデータ・ソースです(ここで、node1, node2...はクラスタのノード・リストです)。
cluvfy comp crs -n node1, node2 ...
ユーザー処理
『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』でクラスタ検証(CLUVFY)ユーティリティを参照してください。
このメトリック・カテゴリのメトリックは、クラスタ・アラート・ログのメトリックの詳細を提供します。
このメトリックは、CRSアラート・ログの特定のエラー・メッセージをクラスタ・レベルで収集します。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11gR1 |
5分ごと |
CRS-1601 |
未定義 |
%clusterwareErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
11gR2、12c |
5分ごと |
CRS-(8011|8013|8014|8015) |
未定義 |
%clusterwareErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
注意:
このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は、変更しないでください。
この列は、CRS-1607、1802、1803、1804および1805のメッセージをCRSアラート・ログからクラスタ・レベルで収集し、エラー・コードに基づいてアラートを発行します。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11gR1 |
5分ごと |
CRS-180(2|3|4|5) |
CRS-1607 |
%nodeErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
11gR2、12c |
5分ごと |
未定義 |
CRS-1607 |
%nodeErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
注意:
このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は、変更しないでください。
この列は、CRS-1001、1002、1003、1004、1005、1006、1007、1008、1010および1011のメッセージをCRSアラート・ログからクラスタ・レベルで収集し、エラー・コードに基づいてアラートを発行します。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11gR1 |
5分ごと |
CRS-100(1|2|3|4|5|7) |
CRS-(1006|1008|1010|1011) |
%ocrErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
注意:
このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は、変更しないでください。
この列は、CRS-1607、1802、1803、1804および1805のメッセージをCRSアラート・ログからクラスタ・レベルで収集し、エラー・コードに基づいてアラートを発行します。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11gR1 |
5分ごと |
未定義 |
CRS-160(4|5|6) |
%votingErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
11gR2、12c |
5分ごと |
未定義 |
CRS-160(4|5|6) |
%votingErrStack% 詳細は%alertLogNameを参照してください。 |
注意:
このメトリックのデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値は、変更しないでください。
このメトリック・カテゴリのメトリックは、サービスのクオリティ(QoS)イベントに関する情報を提供します。
Oracle Database QoS Managementで管理されるデータベースの場合、そのデータベースは準拠する必要があります。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c |
- |
未定義 |
NOT_COMPLIANT |
サーバー・プール%wlm_entity_name%に違反があります。詳細はGrid Operations Managerログを参照してください |
Oracle Database QoS Managementは、サーバー上のメモリー不足をリアルタイムで検出し、新しいセッションを他のサーバーにリダイレクトして、メモリーが不足しているサーバー上のすべての使用可能メモリーが使用されることを防ぎます。
このメトリックは、データベース・サーバーがメモリー不足になっていることを示します。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c |
- |
RED |
未定義 |
サーバー%wlm_server%のメモリー不足のレベルが高くなったため、このサーバーのインスタンスのサービスはすべて停止されます |
このメトリック・カテゴリのメトリックは、クラスタ・リソース状態(CRS)に関する情報を提供します。
これは、CRSリソース・ステータス変更メトリックです。
ターゲット・バージョン | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 警告テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c |
24時間ごと |
COMPLETE_INTERMEDIATE|PARTIALLY_UNKNOWN|PARTIALLY_OFFLINE|PARTIALLY_INTERMEDIATE |
COMPLETE_UNKNOWN|COMPLETE_OFFLINE|ADD|DOWN |
%crs_entity_name%には%resource_status_alert_state%状態の%resource_status_additional_mesg%インスタンスが%resource_status_alert_count%個あります |