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Oracle® Enterprise Manager ServiceNow管理コネクタ・インストレーションおよび構成ガイド
13c リリース2
E94900-03
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1.1 ServiceNowチケッティング・コネクタの概要

ServiceNowチケッティング・コネクタにより、Oracle Enterprise ManagerがHTTPS接続を介してServiceNowと統合されます。このコネクタを使用すると、Enterprise Managerで生成されたすべてのインシデントについて、ServiceNowシステム上でチケット(インシデント・チケット)を作成、更新、クローズまたは再オープンできます。

注意:

ServiceNowでのインシデント・チケットは、Enterprise ManagerとServiceNowコネクタではチケットと呼ばれます。

コネクタにより生成されたチケットには、Enterprise Managerインシデントに関連する情報が含まれ、これにはサービス・デスク・アナリストがインシデントを解決するためのEnterprise Managerの診断および解決機能を利用できる、Enterprise Managerコンソールへのリンクが含まれています。Enterprise Managerでは、チケットIDおよびServiceNowコンソールへのリンクは、インシデントのコンテキスト内に表示されています。これによりEnterprise Manager管理者にはステータス情報と、チケットにすばやくアクセスする簡単な方法が提供されます。

図1-1は、ServiceNowコネクタの各種コンポーネント間の通信を示しています。

図1-1 ServiceNowコネクタのコンポーネント間の通信


ServiceNowチケッティング・コネクタの通信フロー例