プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Enterprise Manager HP Operations Manager Connectorインストレーションおよび構成ガイド
13c リリース2
E94907-02
目次へ移動
目次

前
次

3.4 一般設定の指定

次の各項では、様々な構成項目の指定方法について説明します。

3.4.1 接続設定

OMUコネクタは、HP Operations Manager用のOracle WebサービスのインストールでインストールされたOMU Webサービスを介してOperations Managerと通信します。次のすべてのフィールドは必須です。

  • Webサービス・エンドポイント — OMUでイベント(メッセージ)を作成および更新するときに使用するURL。OMU Webサービスは、createEventおよびupdateEvent操作のために同じURLを使用します。両方の操作のデフォルトの形式は次のとおりです。

    http://[Hostname]:8080/services/hpovou/EventService
    

    OMU WebサービスがHTTPまたはHTTPSのどちらを使用して設定されたかどうかに基づいて、両方の操作のURLを変更します。

    HTTPの場合

    • URLの[Hostname]を、OMU Webサービスがインストールされているシステムのホスト名またはIPアドレスに置き換えます。

    HTTPSの場合

    • プロトコルをhttpからhttpsに変更します。

    • URLの[Hostname]を、OMU Webサービスがインストールされているシステムのホスト名またはIPアドレスに置き換えます。

    • ポート番号を8080から8443に変更します。

    例:

    omuwsというホスト名のシステムにOMU Webサービスがインストールされている場合は、次の各URLが異なるプロトコルに対して構成されます。

    • HTTPの場合

      http://omuws:8080/services/hpovou/EventService
      
    • HTTPSの場合

      https://omuws:8443/services/hpovou/EventService
      
  • OMU Webサービス・ユーザー名 - 適切なWebサービスのインストールに関する項(UNIXの場合はUNIXでのWebサービスのインストール、Windowsの場合はWindowsでのWebサービスのインストール)の手順9で、OMU Webサービスにアクセスするために構成したユーザー名。

  • OMU Webサービス・パスワード - 適切なWebサービスのインストールに関する項(UNIXの場合はUNIXでのWebサービスのインストール、Windowsの場合はWindowsでのWebサービスのインストール)の手順10で、OMU Webサービスにアクセスするために構成したパスワード。

3.4.2 再試行

「再試行」オプションを有効または無効にしたり、その間隔値を構成できます。デフォルトでは、「再試行」は無効になっています。この設定は、OMUコネクタが処理するすべてのイベントに適用されます。詳細は、「再試行」オプションを参照してください。

再試行間隔には、時間数を任意の整数値(例: 1または2)で使用できます。