Microsoft .NET Frameworkは、Windowsベースのアプリケーションの作成および実行に使用されるMicrosoft Windowsオペレーティング・システムのコンポーネントです。次の項目について説明します。
System Monitoring Plug-in for Microsoft .NET Frameworkは、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを拡張して、Microsoft .NET Frameworkの管理に対するサポートを追加します。Cloud Control環境にプラグインをデプロイすると、Microsoft .NET Frameworkの次の管理機能を取得できます。
可用性の監視および次のパフォーマンス領域におけるMicrosoft .NET Framework Serverデータの受信:
.NET CLRメモリー
.NET CLRネットワーク
.NET CLRロックおよびスレッド
.NET CLR例外
収集されたパフォーマンス情報の傾向の分析。
可用性、パフォーマンスまたは構成データ(あるいはそのすべて)に関連する、考えられる問題についての電子メールまたはページ通知(あるいはその両方)の受信。
デフォルトで作成される豊富なレポートの取得。
リモート・エージェントによる監視のサポート。リモート監視の場合、.NET Frameworkと同じコンピュータ上にエージェントを配置する必要はありません。
このプラグインでは、次のバージョンの製品がサポートされます。
Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1以上
Oracle Management Agent 13cリリース1以上(Microsoft Windows版)
サポートされるMicrosoft Windows Serverで稼働しているMicrosoft .NET Framework 1.1.x、2.0.x、3.0.x、3.5.xおよび4.0 (次の注意を参照)
注意:
このMicrosoft製品の実行がサポートされているエディション(Enterprise、Standardなど)およびWindowsオペレーティング・システムのバージョンの詳細は、Microsoft社のWebサイトまたはドキュメント(あるいはその両方)を参照してください。
プラグインをオンライン・モードまたはオフライン・モードでダウンロードできます。オンライン・モードとは、インターネット接続があり、My Oracle SupportからEnterprise Managerを通してプラグインを直接ダウンロードできる環境のことです。オフライン・モードとは、インターネット接続がない、またはMy Oracle Supportからプラグインを入手できない環境のことです。
いずれかのモードでのプラグインのダウンロードの詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのプラグインの管理の章を参照してください。
Enterprise Manager Cloud Controlコンソールを使用して、またはEM Command Line Interface (EMCLI)を使用して、プラグインをOracle Management Serviceインスタンスにデプロイできます。コンソールでは一度に1つのプラグインをデプロイできますが、コマンドライン・インタフェース・モードでは一度に複数のプラグインをデプロイでき、デプロイメント時間と、該当する場合は停止時間が短くなります。
プラグインのデプロイの手順については、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのプラグインの管理の章を参照してください。
自己更新機能は、新規または更新機能が使用可能になるたびに、Enterprise Managerコンポーネントを更新してEnterprise Managerの機能を拡張できます。更新プラグインはEnterprise Managerストアから使用でき、この外部サイトは、ダウンロード可能な更新についての情報を得るためにEnterprise Manager Cloud Controlによって定期的にチェックされます。プラグインを更新する手順は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのCloud Controlの更新の章を参照してください。