Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.2.0) E82973-02 |
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リポジトリ内またはデータベース内に行レベル・セキュリティを設定するように選択できます。
リポジトリ内に行レベル・セキュリティを実装することには多くの利点があります。それらを次に示します。
すべてのユーザーがデータベース接続プールを共有することによって、パフォーマンスが向上します。
すべてのユーザーがキャッシュを共有することによって、パフォーマンスが向上します。
多くのフェデレーテッド・データ・ソースに適用されるセキュリティ・ルールを定義し、維持することができます。
一方、データベース内に行レベル・セキュリティを実装することは、複数のアプリケーションでデータベースを共有するような状況において有用です。データベース内に行レベル・セキュリティを実装する場合は、リポジトリ内にオブジェクト権限を定義し適用する必要もあります。
リポジトリとデータベースの両方に行レベル・セキュリティを設定することが可能ですが、特別な必要性がないかぎり、両方の場所で行レベル・セキュリティを施行することは通常はありません。
この項では、次の項目について説明します。