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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82973-02
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集計対象のファクト・データのソース作成による集計ナビゲーションの設定

集計表には、ディメンション属性のセットに対して集計される、あらかじめ計算されたメジャーからの結果が格納されます。

集計表の各列には、特定のレベルのセットのデータが含まれます。たとえば、月間売上表には、各月の各店舗での各製品の収益の合計があらかじめ計算されて含まれます。このメタデータは、「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブで構成します。

集計ファクト表の論理表ソースを作成するには、対応する論理ディメンション表ソースを同じ集計レベルに作成する必要があります。

集計の各レベルに1つ以上の論理ディメンション表ソースが必要になります。各レベルにソースがすでに存在する場合は、新しいソースを作成する必要はありません。

たとえば、製品ごと、店舗ごと、月ごとの売上の事前計算された合計を格納する月次販売ファクト表があるとします。次の3つの別のディメンション表ソースが必要になります(この例で参照される各論理ディメンション表に1つずつ)。

問合せの実行時には、Oracle BIサーバーは最初に、問合せに回答するのに十分な詳細を持つソースがどれであるかを判断します。Oracle BIサーバーはこれらのソースから、問合せに回答するのに最も集計の度合いが高いソースを選択します(それが最も高速であると想定されるため)。最も集計の度合いの高いソースは、要素の乗数が最も小さいソースです。各レベルの要素数の指定方法の詳細は、「ディメンション内の論理レベルの作成」を参照してください。