Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.2.0) E85890-01 |
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サービス・レベルを理解するには、通常、プロセスの状態を監視し、システム・メトリックを表示します。
Oracle Business Intelligenceは、ランタイム・パフォーマンスをリアルタイムで継続的に自動測定します。パフォーマンス・メトリックは自動的に有効になるため、メトリックを収集するためにオプションの設定や追加構成の実行は必要ありません。
特定のOracle Business Intelligenceインストール内のシステム・コンポーネントの場合、システム・メトリックをFusion Middleware Controlで参照できます。アプリケーションの実行速度の低下や停止などの問題が発生した場合、詳細なパフォーマンス情報を表示して、その問題について詳しく調べることができます。
WSLTコマンドを使用してメトリック情報を定期的にファイルに保存すると、過去のメトリック値の記録を作成できます。『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のDMSカスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Javaコンポーネントのメトリックを表示することもできます。
この項では、次の項目について説明します。
Fusion Middleware Controlの「パフォーマンス・サマリー」ページから、使用可能なすべてのOracle Business Intelligenceメトリックを表示してグラフを作成できます。
データは、一時的にロギングされます(つまり、ロギングが開始されるのは、そのページを表示し、特定のメトリックを表示するように選択したときです)。
Javaコンポーネントのメトリックを表示するには、管理コンソールを使用します。
選択されている管理対象サーバーの「監視」タブでメトリックを表示したり、メトリック・ブラウザを使用したりできます。デプロイメントが簡易インストール・タイプに基づいている場合は、管理サーバーの「監視」タブを使用します。
管理コンソールにログインします。
「ドメイン構造」ウィンドウの「環境」ノードを開きます。
「サーバー」をクリックします。「サーバーのサマリー」ページが表示されます。
サーバー名(oracle_bi1やAdminServer(admin)など)をクリックします。
「監視」タブをクリックします。
このページに表示されるメトリックの詳細は、「ヘルプ」をクリックします。